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S株式会社の見学に行ってきた、AKです。見学の感想を書きたいと思います。本社の業務内容はコピー機部品の清掃、書類の電子保存、データ入力、書類の印刷、製本、発送。T事業所では重要書類の裁断、冷蔵庫用部品の検品、コピー機の修理、組み立て、携帯電話の修理付帯業務等でした。どの業務もその人の障がいの程度にあわせて優しい配慮がされていて、「どんな人でも働きやすい会社って良いな」と、とても好感がもてました。「優しい配慮」を具体的に言うと、上に挙げたどの業務も手順書や見本が置いてあったり、足で踏めばいい特別に作られたパソコンのキーボードがあったり車イスの方や肢体不自由の方のために物を置かないように、どの部屋にも黄色いテープの目印があったり等々、沢山の例があります。優しい配慮の点に含まれると思いますが私のような高次脳機能障がいの人のために何重にもチェックをしていた点に感動して「良い会社だな」と思いました。やはり私はどうしても自己判断で動いてミスをしてしまったり、「これで大丈夫」と思っていても、うっかりミスを見落としてしまったりするので、この部分が一番、感動しました。本当に心の底から「良い時代に生まれたな」と思います。なぜかと言うと昔の時代は脳の病気を患って「完治した」と本人や他人は思ったら、それで終了。「高次脳機能障がい」なんて誰も知らない時代で、「あの人、治ったのにおかしい人やな」でした。けれど今の時代は「完治に見えるけど寛解やねんで。見えない障がいがあるんやで」という時代ですから。今、少しマシになってきたのかもしれませんが、それでも、ほとんどの会社は、まだ、障がい者というと「少数派」「マイノリティ」「劣った人」というような偏見があると思います。でもS株式会社は半分以上の方がどこかに障がいを持っていて、障がいをもった人が主体になって働いている会社があるのはとても、躍り上がるほど嬉しかったです。