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 こんにちは。堺事業所の吉峰です。 今回は、「TEACCHコラボレーションセミナー2023 実践報告会」の研修報告をさせていただきます。 今回の実践報告会では、3名の支援者の実践報告がありました。    内容は、ASDとADHDのある児童の遊びの支援や、強度行動障害の方の地域移行、余暇支援など、就労とは直接関係のない内容でしたが、アセスメントをして強みを活かす支援をする流れは全く同じだったので、参考になりました。    特に、子どもの遊びの支援が印象に残りました。部品の組立と物が回る様子を見ることが好きな子どもに、歯車を組み合わせて回すおもちゃを遊べるように支援したことが報告されていました。  おもちゃを使い始めた時は、1人で歯車を組み合わせることが難しく、楽しく遊べていなかったそうです。しかし、部品に印をつけたり、型紙に従って組み合わせられるように構造化した結果、子どもが楽しく遊べるようになっていました。得意なことだけでなく、どの瞬間に楽しそうにしているかもアセスメントしているから、適切に支援できているのだと思いました。  ローラ先生からは、「1人で行っていることを他の人ともできるように支援して、ソーシャルスキル獲得の支援をするのはどうか」という視点で、報告者の方々へのご意見がありました。    今回の実践報告では、ご本人が1人でできるようになるためではなく、ご本人がよりよく生きるための支援をする姿勢が徹底されていることを強く感じました。働けるようになるための支援ではなく、充実した生活を送るための支援をすることをもう一度意識して、日々の業務に取り組みたいと思います。  最後までお読みいただきありがとうございました。