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こんにちは。堺の徳谷です。 昨日は3月11日。東日本大震災から11年。 気が付くと、もうすぐ干支が一回りという時間が流れていました。   TVを見ていると、漁業関係の方が「被災地だから、という枠を取っ払って、他と競争できる力をつけていくことが必要」と語られていました。 この言葉の背景には色々なことがあると思うのですが…その方はとても活き活きと、楽しそうに見えました。勝ち負けを持ち込むべきではないのですが…負けてられへんな!という気持ちが湧きました。経済的な意味ではなく、楽しく生きることについては負けたくないですよね。   先日、堺市は浅香山にある NPO法人 kokoima のNPO総会に参加しました。   近隣にお住まいであったり、お仕事でこの地域に関わられている方々をはじめ、協働でプロジェクトに関わっているサポーターの方々もNPO会員として参加されていました。代表である小川さんのお話、スタッフが準備したスライドを見ながらのお話の中では笑いが起こり「ええなぁ~」という呟き声も聞こえてきました。 (少し前の記事ですが、kokoimaの活動と小川さんの想いをインタビューして書かれたnoteを見つけました。各駅停車で、浅香山で。-NPO法人kokoima 小川貞子さんを訪ねて)   少し遡ること、昨年の11月。 関西大学堺キャンパスでの講演「都市におけるつながりの再構築と地域創生」において、登壇者の方々がkokoimaの活動に対して「地域に暮らしながら地域を使いこなす」ことを実践している、と、仰っていました。   就労継続支援B型・生活介護の法人ではありながら、事務所・リサイクルショップ・カフェ・自社製品の販売所といった4つの店舗に加え、壺焼き芋の販売を行うガレージがオープン。しかも、それら全てが開店時には道路までハミ出していて、内と外の境界線は常に曖昧。ここら一帯はkokoimaワールド、しかも昔から存在する商店や飲食店と違和感なく一体となっているように僕も感じます。   小川さんが語る夢はボーダレスタウン。 まちをつくることを目指して、地域住民・商店主・大学教授・ゼミ生・kokoimaスタッフ、kokoimaの「メンバーさん」が毎日ボーダレスに語り合う。その輪の中に途中からでも誰でも入っていけるまちというのは、人をとても能動的に、楽しくさせるまちだと思います。   まだ僕は端から見て書いているだけなので…kokoimaの活動に少しづつ参加したり、クロスジョブでも4事業所を構える「大阪」のことを、もっと実地で知っていかなければならないと感じました。1人ではとても追いつきませんので、クロスジョブの皆やクロスジョブに関わってくださっている皆様と、楽しく長い目で取り組んでいければな…と、夢を持ってもいいのかな。