皆様、こんにちは。ご無沙汰しております。堺事業所の久保です。 約1年間産休育休をもらい、今年の5月から復帰しております。1年間、ほぼ家に居り育児に専念していましたので、毎日脳疲労を起こす日々ですが、精進して参りたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。 6月10日に職員会議、11日に第14回通常総会が行われました。   10日の職員会議では、オフィスぼんの中山様に来ていただき、「自閉症の理解」をテーマにお話を聞かせて頂きました。 お話の中で重要に感じた事は、自閉症の方の考え方をまず知り、それを踏まえてアセスメントをきっちりとるということです。 クロスジョブでは毎日の朝礼終礼、週に一度事業所会議があります。その中で各スタッフが感じた内容を共有し検証する機会があるので、自分が感じた疑問や気になった行動、思考の癖などを当たり前と思わずに、みんなで共有する必要性を強く感じました。そして議論された事柄を放っておくのではなく、議論を重ね、改善していき、利用者の方が安心して通える、安心して働くことができるように、お手伝いできればと思います。 NPO総会では、午前中に分科会が行われました。私は教育の分科会に参加し、スクールソーシャルワーカー、支援学校の先生や一般校の先生方などからお話を聞きました。 学校の先生方と見学や体験に来ていただいた方とお話することはありましたが、その方がどういう状況でクロスジョブを選択してくれたのかは知らないことも多く、また学校の現状を聞くことができ大変貴重なお時間でした。 その中でも“自分らしく生きる”というワードが頭に残りました。 学生時代は全員が同じ部屋で同じ授業を聞き、同じテストを受け、点数として現れる。同じ枠の中で生活するので、私も学生時代は「普通が良い。普通になりたい。」と思って過ごしていた記憶があります。 「自分らしくって何だろう？」「普通って何だろう？」と考えるとこれという答えは出ませんが、自分の意見を言える環境、言っても安心できる環境がまず重要ではないかと思いました。「自分の気持ちを言ってもいいんだ」という経験をつみ、個性を認めあえる社会に繋がれば良いなと思います。   最後になりましたが、総会にご参加してくださった皆様、ありがとうございました。