はじめまして、7月より堺事業所の一員となりました樽谷と申します。 主にパソコン訓練を担当します。 入社して1週間が過ぎました。   最初は1日の流れや利用者さんのお顔と名前を覚えることで頭がいっぱいでしたが、先輩方や利用者さんにあたたかく接していただいて少しずつ慣れてきました。 私事ですが、前職は人材派遣会社で営業をしていました。 事務職や販売職をしていた事もあります。 利用者さんの就職に向けて、経験が活かせられるように日々励んでまいります。 どうぞよろしくお願いします。   そんな私ですが、7月7日に14期研修　米田和子先生の「大人の発達障がいについて」を受講しましたので記録いたします！ 「発達障がい」…ひとくくりに発達障がいといっても、発症理由や幼少期の過ごし方、どのタイミングで診断・自覚されたかなど、当たり前ですが背景はさまざまであり、一人ひとり違っているということが分かりました。   クロスジョブを利用される方たちは、いわゆる社会人と呼ばれる段階で来所されていますが、前職でも派遣登録に来られる方の中には、障がいやうつ病、事故による身体麻痺などで業務内容に配慮が必要な方もいらっしゃいました。 あるいは、お子さんに障がいがあり介助のため働き方について相談に来られる方もいらっしゃいました。しかし、いざ就職となると同じ土俵にあげられて比較されてしまうという現実を突きつけられてお仕事探しが難航される方を多く見てきました。   今回の研修では見た目が違うように人によって感じ方やその度合いの違いがあることを、本人と周囲の人たちの理解と受容が必要だと改めて知ることができました。認められることによって、自己肯定感の向上に繋がり、次の一歩を踏み出すことが出来るのだと感じました。   これから利用者様と関わっていく上で安心していただけるように、そして支援者の役割として「できないことに目を向けるのではなく、できていることを認めること」を実践していきたいと思います。