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こんにちは。 堺の徳谷です。   猛暑で朝から身体がグッタリ疲れていませんか? 僕は初夏からランニングとちょっとしたトレーニングを始めています。 なんとなく以前より調子がいいような気がしています。 今回は朝起きられないことに関する本のご紹介です。     【起立性調節障害お悩み解消BOOK】   どうしても朝起きられず、気持ちの落ち込み・頭痛・遅刻・欠席が続いてしまうからだの病気に起立性調節障害というものがあります。   起立性調節障害(OD)とは? 血圧をコントロールする自律神経の不調が原因のからだの病気です。 朝に症状が強く、時間とともに落ち着きます。 ※本文より   思春期のこどもに多いそうですが、神経発達症(自閉症スペクトラムや症やADHDなどの発達特性(本文ママ))と併発する割合が35%前後に上るとも書かれています。感覚過敏を始めとして、ストレスを感じやすい・受けやすいことから、起立性調節障害への繋がりやすさがあるとのこと。   ・朝ごはんを食べない ・人間関係がしんどい状況が続く(家庭・学校・職場など) ・自分の理想的な健康状態をイメージできずなんとなく過ごしている   などなど。 自分自身では自然に過ごしていると思っていても、身体にとっては不自然な環境に置かれてしまっている。遅刻・欠席によって「周りは皆出来ているのに自分だけ出来ていない」と「自分の存在全てがダメだ」という思考に陥る。 そんなことって、誰にでも起こり得ることですよね。 地球温暖化やIT化の影響で人類が一斉にそうなる可能性も無くはないんじゃないか…。   ODのタイプ別解説や、起床時のちょっとしたコツ・運動も載っています。 僕も実践していますが、血流が良くなると肩が軽くなってお腹が減る気がしますね。   この本とは直接なんの関係もありませんが、そんな人たちを主人公にした小説があります。   【カーテンコール!】   色々な理由で大学に通うことが出来ず、卒業単位を取得できなかった女性たちが主人公の短編集です。 卒業も就職も恋愛も友人も家族との関係すら諦めている登場人物たち。 皆それぞれに生活面の課題を無自覚に抱えています。 大学側の温情措置として、その全員を寮住まいとさせて半年間の特別補講を行うという筋立て。 寮住まいでの徹底された生活管理・基本的に2人1組の同室生活。 登場人物たちは不平不満でいっぱいです。誰でもそうなりますよね。   著者の加納朋子さんは「人が死なないミステリ」を書いたハシりのような方。 それなのに「日常にある悪意」をそっと描くのがとても上手です。 女子大生の一人称視点で語られる明るい文体に油断しているとグサりと刺されます。 起きる、活動する、自立することは自分の命を自分で守るということなんだ、と。 かなりシリアスに考えさせられました。   2冊とも堺事業所に置いてありますので、気になった方はぜひぜひご一読ください。 あと最近、睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」を始めてみました。 寝る時間、自分の睡眠タイプ(すやすやとか、ぐっすりとか)によって集まるポケモンが変わるという凝った仕様。今のところ「夜、早く寝るようになる」よりは、「朝、2度寝をしなくなる」方に効いてます。 こちらもおススメです。