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こんにちは、クロスジョブ堺の樽谷です。
8月4日に14期研修 米田和子先生の研修を受講しました。
今回は当事者支援と保護者支援というテーマです。
支援の基本は「自己理解」であると、前回の研修でも学んだところですが、自己理解・自己受容をして「どう生きていきたいか」という事を一緒に考えていくことが支援であると改めて再確認しました。
しかし、自己理解するには、どのような経緯からその特性はうまれたのか・・という事も大切だと言います。例えば、“未熟児”で生まれたことが原因であるのか、それとも成長過程(二次障害)によるものなのか。
それを知るにはこれまで関わってこられた保護者様からヒアリングをすることが重要で、保護者様の思いを知るきっかけにもなります。
今回のお話の中では、子どもとの関わり方という部分では支援者としてだけでなく保護者目線でも共感、考えさせられるところが多かったです。
ついつい“ちゃんとして欲しい”という親のエゴのような思いが先に来て、「自立のために厳しくしつけないと!」と、子どもの思いを聞かずにどうしても先回りして口出ししてしまいがちです。
それよりも、どういう気持ちでそうしたいのか「感情」を受け止めて、「行動」を修正するように導くこと。特性を理解して困っている時に助けを求められること、助けを求める際の伝え方を身につけられるような支援が必要だという事を学びました。
実際、意外と家庭で出来ていなくても社会(訓練)では頑張っていたり出来ている事も多かったりします。だからこそ支援者(必要に応じて支援機関や医療機関)と保護者の間での連携がとれるように働きかけていきたいと思います。
まだまだ勉強不足ではありますが、貴重な講習の機会をいただきありがとうございました。