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“自閉症の人の人間力を育てる”の読書報告をいたします。 この本を読んで私の自閉症の人の今まで思っていたイメージからガラッと変わりました。 本の中で自閉症の人たちの持っている障害を”意欲の障害”と記されており、行動するには何よりも本人の興味が大切だということが書かれています。 興味のあることには最大の力を発揮できますが、逆に自分の意図と違うことや見通しの持てないこと、体温の変化などの影響でパニックを起こしてしまいます。落ち着くために自分や人を傷つけたりしてしまいます。   今まで知らずに、何でこんなことをするんだろう?よく分からないな、で終わらせて分かろうとしていないことが沢山あるように思いました。 日常生活で自閉症の人たちは多くの刺激を感じとりながら生活をしていることが分かりました。   それも36年関わってこられた方が仮説をたてながら紐解いてきたことで見えてきたもので、個々によっても異なる上にまだまだ不明なことも多くあるそうです。 私たちの使う曖昧な言葉の表現も自閉症の方にとっては理解が難しいこともあるため、日々の支援でも働きかけや声かけの方法を意識して接するよう心掛けていきたいと思います。