“「働く」ために必要なこと”を読みましたので報告いたします。   就労しても長く続かない、働いた先でいつも叱責されてしまったり上手くいかないことが多くて仕事が続かない、人間関係や仕事が合わないという理由で退職しているといった事例を挙げながら原因について記されています。 このような問題をただ単に甘えや怠け癖と言われてしまいがちですが、背景には脳の働き方や特性が絡んでいるそうです。 脳の働き方、特性を知るには”自己理解”をする必要があります。 日本の学校教育では、職業体験や自己分析をすることはあっても”自己理解”をするような教育体制ではありませんが、社会に出ていきなり自己理解が出来るものでもありません。 自分の強みや弱みを知る、弱みがあるからダメなわけではなく、それを理解して受け止めることが大切だと記されています。 私がクロスジョブに入社して約2ヶ月、利用者さんが日々自己理解をする姿を見ていますが「自分の強みを活かすこと」よりも「自分の弱みを知って受け止めること」って言葉ほど簡単なことではないと思います。 難しいけど完璧な人はいないし、どんな自分であってもその自分を認められるって素敵なことだと思います。 私もまだまだお仕事も自己理解も勉強中で、色んな長所も短所もありながら利用者さんと一緒に成長していきたいと本を読んで改めて感じました。