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自閉症スペクトラム
10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体の読書報告をいたします。
まず、タイトルの10人に1人の割合でいるんだという事に驚きました。
本の中では、身近にこういう人はいませんかと例としてあげられており、身近な人でも関わりの中でいっきに全ての特性が出てくる訳ではないので障がいだと思わずに過ごしているような事も多いように思います。
本人の感じる「生きづらさ」も違和感であったものが社会に出た時に障がいであることが分かる事も少なくないものです。
近年では障がい者雇用が推進されていますが職場環境で配慮が必要な場合でも、その配慮はその人によって異なっているという事がまだまだ薄いことも書かれていました。
学校教育で『みんなが同じ』ではなく、その人の特性によって配慮も違っていいということが本を読んで分かりました。
障害と個性の違いかどうかは難しいですが、その人らしさであることに違いはないなと思います。
支援の中で先輩方がよく言っておられますが「自分にとっての見え方と周囲の人の見え方の違い」を知って、どのような配慮が必要なのかを知ることが大切だと思います。私も訓練で意識して関わっていきたいと思います。