こんにちは、樽谷です。 9月16日（土）に2023年度クロスジョブ障害者雇用促進フォーラムが開催されました。   〔第1部〕勤続3年表彰式 クロスジョブの利用者さんが就職をして3年勤められたことを表しての式典です。 就職するまでの頑張りに加えて、就職されてからも職場の方々と足並みを揃えて3年勤めて来られたこと、改めて表彰式の場で噛みしめられ堂々とされている姿に感動しました。 また、企業様からのお祝いコメントとご本人のコメントでは「今後も一緒に」というメッセージが込められていて、良い関係性を築かれている様子が伝わってきました。 表彰を受けられた皆様、改めておめでとうございます☆★   〔第2部〕シンポジウム 「活躍して働き続けるために必要なこと」をテーマに、1部で表彰された利用者さんの中から登壇いただき勤務するまでの経緯と、勤務してからのリアルなお話しのほか、雇用される企業様の対応などがインタビュー形式でお話しがありました。 障がいの有無に限ったことではなく、テーマである「活躍」と「働き続ける」というのは当たり前に出来ることではない時代でもあります。 現実を受け入れながら前を向いて就職して尚、活躍されている方の実際の声が聴けた貴重なお話しでした。   また後半のパネルディスカッションでは障がい者雇用をされている企業3社の方々に「伴奏」をテーマにお話しいただきました。 障がい者雇用の理解はまだまだこれからだという印象を持っていた私には、3社の取り組みや姿勢、知識や体制にただただビックリでした。 支援者や就労移行支援に求めることとして障がいへの理解や配慮、工夫の必要性は福祉の目線で企業側に伝えては欲しいが、会社としてその人を受け入れてどういうプラスが得られるのか・・という事も伝えて欲しいとありました。 利用者さんのことと同じように、会社を知るという事の大切さがあると感じました。   私にとって今回がはじめてのフォーラムへの参加でした。ご本人、ご家族、雇用側の企業様、支援者・・色んな立場で関わった“就職”ですが、誰ひとり諦めずに、歩幅（お互いの考えや進み方）を合わせてこその伴走なんだと思いました。 今関わっている利用者さんから登壇される姿が見られることが楽しみです。 お読みいただきありがとうございました。