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こんにちは。堺事業所の荒本です。
堺市障害者就業・生活支援センター「エマリス」での研修についてご報告させていただきます。
今回は、【就労支援の実際を学ぼう】というテーマで、エマリスでの事例紹介をしていただきました。
研修の中で特に印象的だったのが、「失敗する権利を本人は持っている」という言葉です。
ご本人の希望のまま進めるのではなく、本人のためになるか、本人の自立を阻害していないかを考えながら進めていく必要がある、というのは日々感じているところですが、ご本人が失敗の中から学ぶ機会を奪ってしまわないよう、過剰に守りの姿勢に入らないことも大切だと思いました。
また、失敗しても大丈夫という安心感を持っていただけるような環境づくり、失敗したときにも話してもらえるような関係づくりを目指していきたいと思います。
今回紹介していただいた事例や、過去のエマリスでの研修を通して、「働きたい」という気持ちの背景にあるものは本当に人それぞれだと感じました。
単に収入を得たいのか、社会とのつながりがほしいのか、長く働きたいのか経験として積んでいきたいのか、一人暮らしや結婚など働くことを通して実現したい私生活での目標があるのかなど、それぞれ色々な思いがあっての「働きたい」という発信なのだと思います。
そうした「働きたい」という希望の背景にある理由の理解にズレがあると、利用者さんにとっても支援者にとっても腑に落ちない支援になってしまうと思います。
気持ちや理由をうまく言葉に出来る方は多くないと思いますので、引き出すスキルを身に付けていきたいと感じました。
感想のみになってしまいましたが、研修の報告は以上とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。