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今回もアプリコット堺の連続勉強会に参加させて頂きました。
内容は以下の通りです。
1月11日
第一回 発達障害の基本的理解
2月8日
第二回 発達障害の就労支援
本日は第2回目の発達障害の方の就労支援実践講座の方に参加させて頂きました。
1回目と構成はほぼ同じですが、今回は主に講グループワークの割合が多く、1回目の基礎知識を元に、仮事例を検討、発達障害のある方の認知と支援者としての関わり方を経験できる勉強会となったのでは無いかと感じています。
今回の講座で自分なりに得たものは以下の2点です。
氷山モデルの見え方の違い
主観的事実と客観的事実
客観的事実をもとにご本人と企業の認知のズレを擦り合わせていく
この2点です
氷山モデルについては、言葉上の知識としては知っていました。
職場で問題が発生した時、表面的な問題点を見るのではなく、その裏に隠れる、その方の特性や環境を総合的に見る。というものです。
今回はこの氷山モデルに関して講義を受け、事例検討を行う中で思うところがありまして、感覚的になってしまうのですが、問題が発生した時の自分の見方がご本人様ではなく、自然と環境要因で見える様になっていたのは驚きました。
「こうしたらご本人は成長できる」
から
「ここが構造化されていれば、今のままでもスムーズに仕事ができる」
との見え方に自然となっていたのは、本当に驚きました。
感覚的なところなのですが、そういう社会モデル?の見え方が自分の中にあったことに気づいた瞬間でした
2つ目の主観的事実と客観的事実
客観的事実から、ご本人と会社と支援者の認識のズレを少なくしていく講義の中では、今までの自分の支援の仕方が構造化されていない事に気づいた瞬間でした。
講義の中でも、ご本人の主観的観点だけで問題を見てしまうと、見えない事実が多く、立ち止まり、立ち返る支援が必要なこと
支援を組み立てる上で基本となる3つのステップで物事を見ていく事が、問題に対する安定した支援と、障害理解につながる根拠立てた見立てになる事が、実践講座の中で感じた所です。
基本姿勢 「どうするか」→「なぜか?」と考える
表面化した問題から背景要因についての可能性を考える
成育歴から背景要因について考える
特定した背景要因から問題に対しての対処や配慮を考える
基本的な所なのかも知れませんが、支援を立ち止まり立ち返る時、構造化された考え方のプロセスを持っている事で、ご本人にとっての難しさを企業へ伝える時に、言葉の重みが違うと感じました。
今回で連続研修は終了となりますが
前回の知識のアップデートと、自分の考え方を構造化していく事で、支援に良い影響を与える事に繋がる講義になったなと実感しました。
ちなみに、グループワークの中で、お隣の方と仲良くなりまして、一般就労に向けてのスタッフ実習の方をさせて頂けるとの事になりました。
本当に研修は大事だなぁと思います。
ここまで読んで頂き
誠にありがとうございました。