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皆さん お疲れ様です。堺事業所の谷口です。 2023年度最後の11期・12期研修に参加しました。 今回は梅田事業所の木下さんの事例発表でした。   木下さんの事例発表では、重度の記憶障害のある方の就職までの取り組みについてでした。勉強になったポイントをまとめて行きたいと思います。   ①希望職種  希望職種の刷り合わせは私も困った経験があるので興味深かったです。  木下さんのケースでは、ご本人が希望する仕事と実際の状況の刷り合わせを求人を探していただいたことで実感していただいていました。    また、ご本人に向いてそうな職種を提案して体験実習に参加いただくことも1つの方法だと分かりました。    ただやったことがなかったり、抵抗感があったりする人もいるため、最初の一歩を踏み出せるような関わりが必要だと学びになりました。   ②チームでの関わり  チームでの関わりとしては「強みを探していく視点を全員が持つこと」「どのスタッフも同じような関わりが出来るような共有」が大事だと学びました。    ここは基本的なことなので、改めて学び直したというのが正しい言い方かもしれません。    どのスタッフも同じく関わりにする方法としては、普段の雑談や合間に共有をしていくこと、生活面のことも常々共有していたということが大事だと思いました。    強みを探すには、課題ばかりではなく、出来ることの議論をしていったこと「変わってもらわないといけない」という視点ではなく「良いところを見つけること」で進める方向性が見えてきたのが良かったのかなと思います。   ③支援機関との関わり  支援機関との関わりについても難しいと思うところですが、やはりこまめな情報共有が大事だと思います。木下さんも週1回の訪問時に連絡をしていたそうです。    支援機関との関係性もやはり信頼関係が大事だと思います。こまめな情報共有があると支援機関との信頼関係から業務外のところもお願い出来るようになるのかもしれないですね。   3点ポイントを挙げましたが、どれも基本的なことのように思いました。「基本に忠実に。」コツコツ支援して行くことが大事なのかなと思いました。