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堺事業所の樽谷です。 日増しに暑くなってきましたね。 週末に我が子の体育大会があり、応援をするだけでもヘトヘトになりました。 でも、子どもたちが練習を重ねてきた成果を発揮して いきいきとした姿が見られてエネルギーをもらいました!!   さて今日はeサービス基本講座を受講しましたので研修報告をいたします。 第1回目は「自閉症の特性と学習スタイル」というテーマでした。   基本講座の概要 発達障害の特性について ・ASD、ADHD、LDの診断があっても併せ持つ人も少なくない ・障害は脳のはたらきの違い→違うだけでは障害とは言わないが違いによって生活に支障がある   その中で生きにくさを感じていること ・障害の有無や中身が分かりにくい ・まわりの人に理解されにくい ・不安や混乱から失敗体験がある ・自信が持てずに自己否定的になってしまう   →このことから支援者が特性は無くならないことを前提に 生活の中での困りごとの軽減を目指すことが大切だと学びました。   自閉症スペクトラムの特性と学習スタイルについて ・社会性、コミュニケーション、イマジネーションに特性が現れる傾向がある。 ・対人関係やコミュニケーションのとりかたは典型的もしくは非典型的なパターンがあるのでよく知る事 ・見通しをもった行動や計画をたてることが苦手 ・抑制がうまくできずに困っている   →支援者は苦手なことや困っている事を知り、苦手なことが強みになるようポイントにする   氷山モデル ・困った行動には理由がある ・同じ行動でも人によって理由が違い、特性が関係している ・行動を正そうとしても理由が解決していないと繰り返しになる ・目に見えている問題(氷山)ではなく目に見えない理由に着目をする   受講をしてみて分かったこと 講座の後半では事例をもとに、 課題として考えられること、出来ていること、それを踏まえて支援できるポイントを 受講者100名以上が意見を出すとたくさんの見方がありました。 改めて分かったことは、1人の視点だけで考えずに色んな視点でみることが大切だということ。 苦手なことを強みとする、得意も苦手も表裏一体であること。 何度も基礎に立ち戻りながら、やってみて振り返ることが必要だということです。   利用者さんと関わっていても同じ訓練でも毎回まったく同じわけではありません。 その日、その時の様子や周囲の関わり方など、行動には背景があることを忘れずに・・ クロスジョブのチーム支援で、いろんな見方を共有して支援につないでいきたいなと思いました。   ここまで読んでいただきありがとうございました。