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1.Society5.0時代とは?
6/22に職員研修で山口先生の基調講演を拝聴しました。タイトルは『Society5.0時代の障害のある人の「働く」を支える』でした!
正直「Society5.0とは何だろう!?」と思っていました!
Society5.0とはクラウドサービス、AI、ロボット、ビッグデータなどが相互につながり新たな価値創出された社会ということだそうです!説明を聞きましたがあまりピンと来ず…。
動画を見て「なるほど!」と納得したので、内閣府と経団連の動画URL貼っておきます!
Society 5.0 ‐未来社会‐ 動画1 - 内閣府共通ストリーミングシステム
https://youtu.be/xQnnAih8KIo?si=1O-QLSdIlWhXJsqj
2.Society5.0時代の仕事内容
まず起こる変化は「定型的・繰り返し・一致性の確認・変動性の低い」仕事が減っていくということでした。これにはかなり危機感を感じました(~_~;)
今までよく探していた仕事内容だったので、ここが無くなると「どうしたら良いんだろう」と思う気持ちが少なからずあります…。
次の変化はAI・ロボットと「すみ分けた仕事」「共に働く仕事」「新たなトレンドを生み出す仕事」が増えていくということでした。これによって仕事内容はもちろんのこと会社から求められるスキルも変わっていくとのことでした!果たして何が求められるのか?これは分からないのが正直なところです…。ただ。どんな仕事が増えていき、どんなスキルが求められるのか色々知っていけるこの状況にワクワクして来ました(^-^)
これからどんな新しい仕事が出てくるのか?もう既あるのか?を支援者としても一個人としても知っていく必要があると考えました!以下の例は山口先生が紹介されていた仕事の一部です!
例)セキュリティチェック、ゲームのエラー確認、バグ・チートのチェック、アナログをデジタルに変換する仕事(スキャン業務など)
一方でこれまでと変わらない部分もあるとおっしゃっていたのが「働きたいと思う意欲、モチベーション」という部分でした!人のやる気はどうしたら上がるのか、ここについてはクロスジョブが今まで実践して来たことが活かせるのではないかと思いました!
3.Society5.0時代の訓練内容
Society5.0時代ではビデオ会議に参加できるか?Googleフォームなどフォームを活用できるか?ファイル共有ができるか?チャットツールの使用ができるか?を求められるようになります。現在、新卒採用では既にzoom面接やteams面接が一般化して来ているそうです∑(゚Д゚)
どんな仕事をすることになったとしても、zoomやチャット、フォームへの入力は経験しておく方が良いと思いました。もしかしたら、元々通勤していた会社がテレワークとのハイブリット勤務に変わることも出てくるかもしれません。そういう変化を見越した訓練も必要なのかなと感じました!
zoomやチャットなど文字のみ、画面越しのコミュニケーションは便利になる一方で、認識のズレが大きくなる可能性もあるかなと思いました。そういうことも確かめるために訓練で行う必要があると思います!
4.Society5.0時代の働き方
テレワーク、リモートワークが導入されていくことで「場所を選ばない働き方」ができるようになるという話でした。自宅かカフェか、ワークスペースのような場所なのかプライベートと仕事の境目が薄くなっていくということでした!通勤のしんどさがある人にとってはいいかもしれません。また、今まで地方にはやりたい仕事が無くて、都会にも出て行けなくて諦めていた働き方が出来るようになる可能性も出て来ました。
選択肢が増えるということは、その選択肢を支援者がどれだけ知っているかが重要だと思います。こういう機器、アプリ、AI、遠隔操作ロボット、メタバース空間、DXなどなど様々な選択肢を知ることが今後の支援の充実にも繋がっていくと実感しました。
5.Society5.0時代の学校教育と利用者
次の世代の「0〜10才はデジタルネイティブ世代」「10〜18才はスマートフォンオンリー世代」と呼ばれるそうです。当たり前にデジタル機器を使う世代ということです。学校教育ではDX化が当たり前に進んでいるそうです。
どんな方法で授業をしているのかを知っていないと、本人の楽しみや難しさがあるかも分からないと感じました。
現在、通信を持って地域周りで地域の支援機関にお話を伺う中で「相談」に来る人はおらず、自分で検索して直接見学や体験まで進んでいる人もいると聞きました。また就労継続B型も動画編集やITスキルを学べるところが選ばれているそうです。Society5.0時代が地域ニーズとなりつつあるのかと考えていました。
6.Society5.0時代の就労支援員
山口先生の講演を聞いて自分なりに考えてみました。以下の5点が必要だと感じました。
①どんな仕事が増えていき、どんなスキルが求められるのか新しい仕事を知っていること
②働くモチベーションや動機づけの支援が出来ること
③zoom、チャット、フォーム入力など最低限のITスキルとともに、IOT・ICT・メタバース、アプリを活用した訓練ができること
④18歳以上の世代にはDX化に対応できるかどうかを試せること
⑤テレワーク、リモートワークを活用した新しい働き方や実例を知っていること
最後に、山口先生の言葉で肝に銘じないといけないと思った言葉で締めくくりたいと思います。
『自分が知らないことは難しいこと、出来ないことと決めつけないで欲しいです。支援者がやっていないことで「難しい」と思っていないか。まずは分からないことは調べたり聞いたりやってみることが社会の変化に追いつくことにつながります。』