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梅雨明けが待ち遠しいこの頃 つつがなくお過ごしのことと存じます。 クロスジョブ堺事業所の立石です。 先日6月22日、23日と職員会議、NPO総会へ参加させて頂きました。   内容は以下の通りです。   22日 職員会議 ・基調講演 高松大学 発達科学部 山口 明乙香先生 society5.0時代の障害のある人の「働く」を支える ・職業リハビリ研究発表者のプレ発表 ・ワークショップ   23日 NPO総会 ・NPO会員交流分科会 ・第15回通常総会   22日の基調講演では山口先生から頂いた、これから迎える新たな産業革命に向け、デジタルネイティブ世代への対応力が問われる内容で、近い未来ではなくもうすぐそこまで来ていることへの危機感とITサービスの知識や別に産まれてくる産業への視点を持っておかなければ、これからは生き残れないと強く感じました。 ただ同時に、今までの「できない」を「できる」に変えるICTツールを支援者の知識として持つことで、これまで「できない」枠組みで考えていた価値観から「できる」の状態を機械的に引き出すアイテムになる事、支援する側はそのガイドができる様に知識と質を上げて行くと共に、テクノロジーでは簡単に補えない「やる気」や「モチベーション」の部分をサポートできる支援者になることができれば、これからのデジタルネイティブ世代の方々へも高い質の支援ができる希望も見いだせたのは自分の中では大きな転換点となりました。 今後機会がございましたら山口先生へは「どのようにICTツールの情報収集をされているのか」質問してみたいです。   後半は職業リハビリ研究発表に参加されるスタッフのプレ発表を聞かせて頂きました。 皆様個性豊かでありながらも話の芯はしっかりとしていて、清聴する中でも勉強になることが多く、これで模擬的な内容であることに少々驚いていた次第です。 私自身は人前で話すのは苦手なタイプですが、発表はせずとも改めて今までの支援を振り返る場は必要に感じました。   22日の最後にはワークショップに参加させて頂きました。 ワークショップではクロスジョブの考えに沿った訓練や就職活動などの場面をブースごとに分け、職員全員の支援の意思統一を計るグループディスカッションを行うカリキュラムで、今回私は訓練場面の振り返りを担当させて頂き、13期~15期の職員へ向け、自分自身がこれまでに振り返りを行う時にどうすればいいんだろうと悩んだケースの方をイメージして、グループワークを行いました。 皆さんの新鮮な反応と、過去の自分も同じように困惑したことを思い出し、皆さん通る道なんだなと演じながらしみじみと感じて、懐かしい気分になってしまいました。   23日はNPO総会の方へ参加させて頂きました 分科会の感想に関しては別フォーマットでも述べさせて頂ければと思いますが、第3分科会(発達のある方の教育と就労支援)へ参加し、米田理事から頂いた話題提供を元に、参加された方々との意見交換を行い、教育に関して繋がる悩みもあればそれぞれの地域性や教育環境、そこへ学びに来られている生徒様の背景で大きく違う様相を見せる場面などもお話頂けて、発達のある方の働くの前に教育現場の方々のご尽力がどれほど重要で助かっていたのか痛感する内容でした。   23日の最後は通常総会です。 これまで何度か参加させて頂く中で15回目を迎え、事業内容なども初めの頃はお聞きしていてもイメージできなかったことが多かったのですが、今回はその様なことはあまりなく、それぞれの事業所がどのような1年を送り、これからをどう生きるのか、そんな視点で話を聞くことができる様になったんだなと感じます。 微力ではございますがその一助となれるように精進していきたいと思います。   長くなりましたが最後までご拝読頂き誠にありがとうございました。