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こんにちは^^ 堺事業所の樽谷です!
2025年が始まって2週間が経ちますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の抱負をたてたのに加えて、「やらないこと」の目標をたててみました。
やりたいことを達成するためにはやらないことを達成する必要性を感じている今日この頃です・・
さて、本題の働くために必要なことを読んだ感想報告をいたします!
まず、働くために必要なことって何なのか?
仕事のスキル?
コミュニケーション力?
経験?やる気?責任感?
いろんな考えがあると思いますし、私はどれも必要だと思っていました。
本書を読み終えた今は『人によって違う』なのだと思います。
本書では働いても長続きしない若者のケースを数個あげられており、インタビューを通して若者の求める働く=何となくやりがいを持てる職場で自分のやりたいことを正社員で出来たら..という気持ちを持っている様子が伺えました。
働き始めてトラブルがあり退職した理由は会社や上司のせい。
しかし、企業側からすると問題行動を起こす社員なら最初から雇わなかったし、
助け舟を出して守ってくれる部署もないので孤立してしまうのだと書かれていました。
本書では若者の問題行動を問題だ、会社が守ってあげないといけないとしている訳ではなく、自己理解できる環境が日本にはなかったことを問題視されています。
学生の間は個人の問題で済まされ、そこまで大きなトラブルなく過ごしてこれても働くとなったときには壁となる。社会に適応できる、自立した人間になるためのことが必要だと記されています。
自立というのは自分で稼いで一人で生活したりすること・・と思いがちですが、そうではなく社会の中で一人で生きていくことは出来ないからこそ他者とともに生きることが必要であり、人とつながる力が武器になる。
人とつながる時に自分の考え方のクセを知ったり、何でこうなったのか、あの時こうすれば良かったのかと自己理解することで自立につながっていける。やみくもに頑張って続けても成果が出るわけではないんだと知り、自身に対しても支援者としても着眼点の違いに気づき頭を打つような感覚でした。
冒頭で働くために必要なことは人によって違うと言いましたが、その人によって必要な自己理解が違っていて、私はつい自分の考えや正しい行動の押し付けになってしまったり会社基準に合わせないといけないんだと擦り込むところがあり、まさに頑張りで埋めることをしていたと思います。
頭で分かっていてもついそうしてしまう、イヤなことがあったときに逃げてしまう、それってどんなとき?なんでそうなるのかな?と見つめることが大切なんだと感じました。
この本を読むのは2回目だったのですが、改めて読むと視点が変わり、1回目は『?』もたくさんあったのですが今読むと読みやすく支援をする上で考え方を立ち返るときに何度も読みたいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。