昨日より、利用者のFさんが府庁のチャレンジ雇用で就職がスタートしました！このチャレンジ雇用がスタートするまでは、体調の波・気持ちの波があり、お昼頃からしか通所できなかったFさんでしたが、「就職したい！」という気持ちは消えることなく、一歩一歩ステップを踏んできました。事務系での職場実習は3社取り組みました。最初の1社目は作業スキルは高く評価されましたが、体力的には何とか乗り切ったという感じで、働く不安もより感じたようですが、2社、3社とする中で、朝から通いきる自信を付けられました。同時に働く上での目標・課題も明確にもたれるようになりました。「待ちの姿勢ではなく、自分から仕事を積極的に聞きに行きます」「少し作業が雑になってしまうので、ミスがないように2重チェックを忘れないようにします」「気持ちが沈んだ時も表情に出ないようにコントロールしたいです」以前は「あまり何をしたらいいか分かりません」と言われることが多かったのですが、やはり企業での経験・評価がより高い意欲と目標を持つことへと繋がったようです。そして、今回のチャレンジ雇用への応募にかけるFさんの想い・姿勢はこれまでとは違い本当に意欲を持たれ頑張られました。苦手だった朝の出勤も遅刻するどころか、1番に通所されるまでになりました。ここまで変われたのは何がきっかけなのか聞いてみました。「もう後がないんです。2年の利用期限まであと少しです。絶対に働きたいんです」Fさんの言葉でいうと“本気モード！”という表現です。大事ですね、期限があるって。ここが自分の踏ん張り時ということをすごく実感されていました。Fさんとこのチャレンジ雇用をやりきろうと一緒に確認し、毎日面接練習をしました。三次試験まであった長期にわたる試験でしたが、最後の試験日は「もう私悔いないです！やれることやりきったんで」と清々しさまであるFさんでした。以前は少し諦めがちだったFさんが、ここまで言い切れるところまで一緒に頑張れたのは嬉しいことです。その努力の甲斐あり無事合格されました。本当におめでとうございます！そして昨日初出勤。実習の時は前日緊張でほとんど寝れなかったり、初日は緊張がすごく高いのですが、なんと昨日は「前日しっかり寝れました。緊張も前ほどせず、落ち着いてできました」と報告してくれました。なんとも頼もしい報告です。これから一般企業への就職に向けたステップアップの道が始まります。しんどいこと、悩んでしまう事は一人で抱えずいつでも相談してくださいねFさん☆これからも一緒に頑張りましょう！