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梅雨はまだ明けていない様子です。ムシムシ暑く寝苦しい夜になりました。朝事業所について空気の入れ替えで窓を開けても、心地の良い風は一向に吹いてはくれません。額と背中から汗が噴き出します。どうも堺の辻です。自分の中では、やはり検索のし易さ、陳列の見易さ、落ち着き度などからジュンク堂書店が好きですが、ふらっと立ち寄れる書店では、天牛堺書店も捨てがたいです。堺事業所に異動して3か月経ちましたが、天牛堺書店での立読み率がかなり上がりました。やはり堺が本拠地だけあって、一日数回は天牛堺書店を目にします。古書にも力を入れている老舗書店です。従業員300名規模なので、是非雇用や実習もと日々願っています。さて今回はそんな天牛堺書店で古本で出会った、目が合った1冊を。タイトル:ヤクザ式 心理戦に勝つ「ものの言い方」著者:向谷 匡史発行:株式会社イースト・プレス ものの言い方は机上の屁理屈ではなく実際に話す中で磨かれるとあり、社交辞令のあしらい言葉につけ込むなど、面白いと思える内容でした。 言葉の言い換えをはじめ、ものには言い方があり、その受け取り方も様々であることが綴られていました。 決断力はリアクションの早さと毅然たる口調とあぁなるほどなぁと思いました。 手は出さずとも、ものの言い方でシノギをする語り口調に鋭さがあるなと感心する内容でした。企業面接時のご本人様のフォロー、面談時の引き出し方にも繋がりそうな1冊ですが、ビジネスシーンでの慎重さは必要だと感じています。