こんにちは、堺の徳谷です。   働く広場の　NO.476の　「職場ルポ」を読みましたので、ご報告いたします。   今回の職場ルポは、大阪にあるハウス食品株式会社の特例子会社「ハウスあいファクトリー株式会社」についてです。   ハウスあいファクトリー株式会社は、もともと聴覚障害をお持ちの方19人が主体となって設立され、今日では78人在籍されている中の41人（うち正社員が39人‼）が障がいをお持ちです。   袋スパイス製品の生産が主な仕事となりますが、その現場の構造化・見える化・研修制度など、ハード・ソフトの両面を整えてきた過程がインタビューされています。 起ち上げメンバー・管理者・教育者の障害理解。業務体制の工夫・改善。複数人のジョブコーチの存在などなど。   そのなかでも印象に残ったのは、聴覚障害をお持ちの方へのインタビュー中、会社のことを「働きやすい会社です」と語る場面です。   「見学や実習にきたときに、ほかの会社とくらべてコミュニケーションがとれている感じがしたこと、パトライトなどの設備があり、働きやすいだろうと思いました」とのこと。そして「この会社で働き続けたいか」との問いには「100％」「もちろんです」との答えが返ってきます。   100％の安心を抱くことのできる就職活動は無いと思います。 どんなに調べ、見て、話しても、その会社に入るには数％の不安（内定時か出社直前か、タイミングは人それぞれだと思います）を飛び越える勇気が必要です。 勇気を出せた要因は上記の言葉の中にたくさん込められています。そして、そのどちらもが、障がいを持つ方に限らず誰にでもあてはまるようにも思います。   『みんなから愛される会社』を目指す　ハウスあいファクトリー株式会社　の「あい」が詰まった記事でした。 私も今後、様々な企業に足を運ばせていただくことになると思います。 そこにある「あい」を見逃さないためにも、良い勉強になりました。