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日中は春の兆しを感じるようになってきましたね。暖かい日差しがうれしいばかりです(^^)   2月23日(金)に加古川はぐるま福祉会様の研修会に参加させていただきました。その報告をしたいと思います。 まず、このような貴重なお時間を作ってくださいました、高井理事長、加古川はぐるまの皆様、本当にありがとうございました。また、研修同行してくださった濱田代表、スケジュールを調整してくださいました事業所スタッフの皆様に感謝いたします。   今回の研修では、高井理事長からお話をお伺いしたうえで、実際に施設内を見学させていただきました。 高井理事長の辿ってきたはぐるま福祉会の歴史は、企業を巻き込んでいく力をもってして進んでいき、更にその余波が地域へ社会へと広がっていき、とてつもない行動力・根気・ぶれない芯の強さをひしひしと感じさせられるものでした。   「働く」にとことんこだわり、施設だから訓練だからという甘えは一切もたず、安全性・正確性(100%)・効率・納期といったプロ意識のもとに仕事をする。そこに甘さがあると、「障害があるとやっぱりな」という評価につながってしまうから絶対に譲れない、というこだわりは聞いていて圧倒されるものでした。そして、その100点の仕事を保ち企業から信頼を得続けるためには、スタッフの徹底した商品管理・検品をおこたらない努力があることを知りました。また、それらの努力はひとえに「働く」に繋げていくためにあるのだろうと思います。   実際に、施設内で作業されている様子を見学させていただきましたが、各々の作業に真剣に打ち込まれる様子はまさに「仕事人」でした。さらに、マラソンのゼッケンとセンサー(足につける時間観測器)の管理、室外用アンテナの組み立て、給湯器のバラシなど…扱う作業の多さにも驚きました。作業内容についても、かなり細かく手先を使うもの、専用機械を扱うもの、2人1組や3人1組のチームで行うものなど、本当に幅広く用意されていることを、見ていて感じました。   高井理事長はお話の中で、施設で扱うものは必ず「目に見えて必要なものとわかること」「使い方がわかるもの」を意識している、と仰られていました。たしかに、自分が作ったものが誰かのためになっている・売り物として商品になっているとわかる喜びは仕事のやりがいに直結しますよね。私もこの前、100円均一ショップでクロスジョブの訓練でも取り扱ったことのある”プチポケット”や”ネコブロック”の商品を見つけて、思わず手に取ってにやっとしてしまいました。(知らない人からすればかなりあやしいですが…笑)   支援をさせていただくうえで日々大切にしたいことではありますが、「できないことは後で良い。その人ができることを見つけるのが支援員のプロ。」という言葉は改めて自分に刺さるものでした。ご本人のできること・得意なことにピントを合わせ、それを見つけだすには、できるだけ多くの作業種を用意して、たくさんの場面設定を作っていくことが必要であることを強く感じました。今後、自分が支援にかかわることで、一人ひとりの「できること」を見つけてより多くの「できた」を共有させてもらえるように、洞察力も想像力も行動力も(欲張りすぎですが…)チーム支援のなかで学び養い磨いていきたいと思います!