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こんにちは。堺の徳谷です。   先日、前職の知り合いと久しぶりに会って話す機会がありました。 当たり前のことですが、私が色々やっている間に、周りも色々と…特に人事異動や離職等…特にこの時期ですし…あるんだな~と実感しました。予想外のことというのは、いつでも誰にでも…それが個人・法人関係なく、起こるものなんだな、と。交流って大事だなと再認識しました。   今回の読書報告は 『コミックでわかる特例子会社の仕事の進め方』  監修※宮尾益知  編集協力※株式会社ドコモ・プラスハーティ  です。   まず「特例子会社」は  ~発達障害や知的障害、身体障害がある人が働きやすいように特別に環境に配慮するなど、一定の条件を満たし、厚生労働省の認可を得て設立~(解説頁より引用)されるものです。   本書は、㈱NTTドコモの特例子会社である、㈱ドコモ・プラスハーティが 主に「ビルの清掃」業務の中で、障害を持つ方とどのように関わり、仕事を進めているのかについて、コミックと解説・コラムでわかりやすく書かれています。   私が面白いと感じたのは、主人公が健常者であり、ドコモ・プラスハーティの新入社員であることでした。   既に稼働している職場の中に入っていく「異物」である主人公が、知的障害や自閉といった特性を少しずつ知っていくという筋立てを追う中で、「障害はどこにある」のか…あるいは「どんなときに障害が発現する」のかを、客観的に意識させられました。   コラムで述べられているように、~モノに加えて状況や指示の仕組み~ を体系化し、 ~多様な障害者雇用のシステム~ を確立、その上で ~サポートするプロ~ が存在すれば、「私たちの未来」はどうなっていくのでしょう?    正解のない、先の見えないことだからこそ、明るいビジョンを持って、そのための道筋を考えて(私が苦手なことです)いきたいと思います。   そのためには、本書の主人公のような「異物」や「異見」も、絶対に必要だとも思います。   私自身はまだまだ経験不足ですが、日々の支援を振り返り高め合う中で、せめて自分の得意と苦手を認識して働けるようになりたいと思います…   客観的にと書いていたのに、かなり主人公に感情移入して読んでいる自分を今、発見しました。   もう一度読み返してからクロスジョブ堺の本棚に置きたいと思います!   皆さんも是非、ご一読ください!  面白いですよ‼