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こんにちは、砂川です。 先週の日曜日はTTAP研修の最終回でした。週末の日帰り東京出張は体力的なしんどさもありましたが、毎回刺激になる内容ばかりで充実感をもって研修を終えることが出来ました。   最終回のテーマは、支援機関や特別支援学校などで実際にTTAPを活用しながら支援を行っている方々からの実践報告です。TTAPの概要、使い方は3回目までの研修で勉強しましたので、実際の現場ではどの様に活用しているか知れたことは貴重な機会となりました。   特に参考になったのは、千葉県の就労移行支援事業所の方からの報告です。 (この報告者の方とは、昨年夏のノースカロライナ研修でご一緒させて頂きました)   実習に参加する前のアセスメントとして、CSC(Community Skills Checklist/地域でのスキルチェックリスト)を活用し、地域にある職種の洗い出しを行われていました。     取り組み方は以下の通り。     ①ハローワークで求人のピックアップを行う (例)求人受付期間が2017年1月4日~31日までの間で、就業場所が千葉県の南エリアに該当する求人を全てピックアップする) ②ピックアップした求人を職種別に分類する(分類は厚労省の職種コードを基準とする) ③上位8種の職種をピックアップする ④各職種の職務をリストアップしていく (例)食堂作業員/食器洗浄係の場合・・・ 1:作業着、作業帽に着替える 2:ゴム手袋の着用 3:食器洗い機の使用 4:食器乾燥機の使用 5:食器用スポンジの使い分け 6:食器類の洗浄 7:食器類を拭く 8:スポンジやふきんの洗浄、漂白    など     このチェックリストを活用するメリットは、 ①その地域で求められている職種を知れる ②自分の出来る職務が多い職種を選んで実習先を選定できることです。   どの企業、職種で実習に行くかは利用者の方の希望をお聞きすることが大切ですが、どんな会社に行けばいいか分からないと思われている方にはCSCを活用した実習選びの方法も有効であると考えました。   個人的には人事異動になったばかりですので、堺や泉州地域の求人傾向を知るためにも「堺版CSC」をまとめてみたいと目論んでいます。   新天地でも楽しく学び、実践に活かしていきたいです!   砂川