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2月22日、23日に第5回クロスジョブグループ研修会に参加いたしました。遅くなりましたが、ご報告させていただきます。   基調講演でお越しいただいた小島健一先生のお話より、ダイバーシティ経営やティーウィル組織など働き方改革の視点が、利用者の皆さんの今後にも関わってくるように感じ、新しい社会の動きやあり方に常にアンテナを張っていかなければ、と実感しました。 中でも印象的だったのは「対話」の大切さについてのお話でした。私たち支援員のお仕事では、ご本人⇔支援者、企業⇔支援者の間のみの対話でなく、ご本人⇔企業の対話をどこまで深めてもらえるかがポイントになるように思いました。   このポイントは、砂川さんのノースカロライナでのTEACCH研修報告にあった「I do,We do,You do」の考え方とも重なる点があり、1日目〜2日目がより繋がる学びとなりました。 また「氷山モデル」は支援の核の部分のように感じられ、常に頭の中に置いておかなければ!と思うところでした。   事例発表では、クロスジョブで行っているリアルな支援の話を聞くことができ、自分の担当の方だったらどうしただろう?同じ状況になったら自分はどうなっているだろう?と想像を膨らませて話を聞いていました。 加えて、今回発表されたスタッフの皆さんの軌跡や頑張りの一部分を教えていただき、「同じスタッフでこんな風に頑張られているんだ」と勇気をもらいました。 小島先生や砂川さんも仰っしゃられていた「発表すること」の力を感じ、私自身発信を怠らないように、増やしていけるように取り組んでいきたいと思います。   私にとっては今回が2回目のグループ研修で、去年参加したときは、自分自身の知識や経験がまっさらな状況で、他事業所のスタッフが一斉に集まるというだけでも、かなり緊張感が大きかったのを覚えています。 この一年間利用者の皆さんとの関わりから、自分なりに培ってきたことを改めてふりかえる機会となり、もっと充実した支援をクロスジョブの中で目指したいと思える研修となりました。   また、今月はスタッフの異動とそれに伴った訓練室や事務所内の配置替えがあり、利用者の皆さんも変化を体感されているかと思います。慣れた環境が変わってしまう「変化」は不安感や恐怖感があって苦手、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。(私がまさにそうです笑) でも「変化」は新しいことを知ってチャレンジできるチャンス!とプラスに変換して、これまでの積み重ねも大切にしながら、気持ちを新たにスタートしていきたいと思います。   最後にグループ研修に関わっていただいた皆様に改めて感謝いたします。また、利用者の皆さんの貴重な訓練の時間をいただき、本当にありがとうございました。