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こんにちは。堺の徳谷です。 堺市役所前の桜が少しづつ葉桜に移り変わっています。 「のんびり」と…4月が過ぎているように思ってましたが、もう中旬なんですね!   『うつヌケ』を今更ながら読みました! 売れてます!と煽られると読みたくなくなる…私の悪い癖で後回しにしてしまっていました。   著者自身がうつを経験しており、同様に経験された方を10数ページごとに紹介していく漫画です。     中でも、私が「なるほど」と感じたのは、自分を客観視するための方法について、です。 自身も「うつヌケ」経験者である精神科医、ゆうきゆう氏がおススメするのが「日記を書くこと」なのだそうです。     客観的事実…なにがあったか、起きたか。 主観的感想…それを自分はどう感じたか     この2点を 1:1 の割合で日記に書いておく。 短い言葉、1文で大丈夫なので、これを習慣づけておき、時間を置いて自分を振り返る。     客観視とは、 目の前の出来事 + 自分 を、視界に入れて考えること。 「+自分」を日記で振り返ることで、その時に感じていたことが適当であったかを振り返ることができる、ということのようです。     もちろん周りの人に相談して意見を聞くことも、もちろん大事です。 そのときにもきっと、日記は役に立つのでは…。  日々の訓練記録から、日記をつけることのおススメもやっていけるのでは…。と、思いました!     本書で著者が何度も訴えるのは…   ●うつトンネルには出口があって、きっとヌケることができる!  ●うつトンネルは、一度ヌケても、短いトンネル・長いトンネルが、きっとまたやってくる!   ということ。 これは対症療法的なハウツー本ではなく、「うつヌケ」を無理なく繰り返すための予防治療・啓発本だったんだな、と。 あらためて感じました。   身近に置いておいて、「しんどいなー」「なんか気分が沈むなー」という時に読み返したい1冊です。 堺事業所の本棚に加えますので、ぜひ読んでみてください!