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  こんにちは、砂川です。 久しぶりのブログ更新です。     5月から大阪府の委託訓練・在職者訓練がスタートしました。その他にも11月に開催されるLD学会のシンポジウム、職業リハビリテーション研究発表会の準備など、毎日考えること、やることが盛りだくさんです。 1日の中で何度も脳のチャンネルを変えているようなイメージでしょうか。バテないように余力を残しながら、コツコツ準備を進めていきたいです。     さて、先週の日曜日は国治研セミナー【TEACCH 成人期のアスペルガー症候群~就労支援と生活支援~】に参加しました。 早稲田大学の梅永雄二先生からはT-STEP、ESPIDDの紹介、株式会社エンカレッジの髙橋亜希子さんからは成人期アスペルガーの就労支援や事業所での取り組みを紹介頂きました。   言語聴覚士の村上由美さんからは当事者の立場としてのお話があり、仕事を行うためにはソフトスキル、ライフスキルの土台が必要であることを確認しています。 特に自立に必要なポイントとして、時間・持ち物・お金・健康の管理を挙げられていましたが、その中でも健康管理が出来ていないと信用問題につながることを述べられていました。女性の場合は生理時のナプキン処理なども含まれます。+   最近は発達関連の研修会でも女性特有の問題(生理や性など)について話題が挙がることが増えているように思います。日本ではあまり公に語られることのないテーマですが、女性の困り感が積極的に発信されているのは、生きにくさを感じる方々を救う助けになるのではないかと考えます。   最近読んだ【アスピーガール ~心と体を守る性のルール】では、彼氏とはどんな人か、どんな人であればキスやセックスをしてもいいのかなど、全てが明確に示されていました。 曖昧が分かりにくい発達障害、アスペルガーの人に、はっきりと異性との付き合い方のルールが提示されている良書だと思います。   私たちクロスジョブの専門は就労支援ですが、 適職ばかりを追う支援はどこかで落とし穴が出てくる ソフトスキル、ライフスキルのアセスメントに注力しよう ということを共有して今日のブログを終わります。     砂川