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こんにちは。堺の徳谷です。   週末の全事業所会議・研修・NPO総会・交流会にて、本当にたくさんの知見・想いに触れることができ、少しパンクしそうな頭と身体…。 一休みさせるには絶好の日曜日かと思えば、本屋で探してた本を見つけられなかったり、コーヒー豆屋さんは閉まってたり…いまいち噛み合わない休日を過ごしています。 先日から読み進めていた『精神障害のある人の就労定着支援』も、先ほど読み終わりました。 週末の振り返りと併せてご報告いたします。   入職3年目を迎える中で、色々と役割を与えていただいております。 果たすべき役割と、なんやかやとで、一気に走り抜けた感のある週末でした…。 今、落ち着いて考えて浮かぶことは…   私達の仕事は、社会情勢や自閉症・脳科学等の研究分野の変化とともに、常に流動を求められるということ。 クロスジョブ設立から10年が経過する中で蓄積されてきた知見・ノウハウが、変化・流動に対する備えとなり、各事業所内・外(当事者の皆様・連携機関・地域の皆様を含めた)のチームワークが、予期せぬ変化も受け止める柔軟さのために必要だということ。   不謹慎かもしれませんが、プレッシャーよりも面白さ、五里霧中というよりは少しづつ視界が開けていくような…そんな風に気持ちが大きくなれているのも、多くの人と出会い直し、話し合えたからなのかもしれません。皆様、誠にありがとうございました。   さて、『精神障害のある人の就労定着支援』には、就労・生活支援を30年かけて作り上げた棕櫚亭(しゅろってい)のノウハウと精神医療の周縁を含めた歴史が込められていました。ノウハウには支援の根底にある理念・思想、歴史には著者である天野聖子氏の生の感情が色濃く滲んでいます。それでいて、就労支援の各場面の描写はシステマチックに徹し、歴史は挑戦と反省を繰り返してきたリアルさが客観性を保って語られています。   通読よりは手引きとして、日々の支援とこれからの障害者雇用を語り合うための共通言語として、読んで語り合いたい本だと感じました。   次は研修の中で取り上げられていた本にとりかかります。 何年ぶりかに手に取ったブルーバックス…! ズラッと並んだ本屋の棚から引き抜く瞬間に、既にワクワクしています。   涼しくて風の強い、風通しを良くした部屋で過ごすには最適な日曜日を、もう少し楽しみたいと思います。