こんにちは。堺の濱田莉野です。   4月に入社して早くも2か月が過ぎました…時間がたつのは本当に早いですね。 日々、インプットの毎日で学ぶことが本当に多くおもしろい業界だなと感じております。   『大人のひきこもり』　著：池上正樹 著者の池上さんはジャーナリストの方で、現在のひきこもりの方は今どういう状況にあるのか… 池上さんのもとに続々と届くメールの具体例を紹介しながら分かりやすく書かれています。   どうしてひきこもりになったのか？？ 本を読み進めていくと、ひきこもりの背景には社会情勢が大きくかかわっていると感じました。たとえばバブルが崩壊し、派遣切りにあった方や就職難で就職できなかった方、追い出し部屋に追い込まれ自主退職させられた方など その後に就活したが就職できず就職したくてもできなかった…という思いがありました。   また中高年の方の社会復帰には若年層の就活とはまた違った弊害がありました。 ある企業では現実的でないようなスペックを求めていたり、足元をみて安月給で働かせようとする企業など… 読みながら、若者だったらスペックがなくても受け入れてくれるところもあるのに、年齢を重ねると色々なことを経験していて当たり前だろ？ …という再出発を図ろうとしている人と企業側の考えに大きな差があるなと思いました。   本書の3分の2はこうした現実が書かれており、救いがない。。どうすればいいのか。。となってしまいますが 後半では同じ状況を抱える方が集まって体験をした人にしか分からない視点を使い、新たなビジネスを始めている現状も述べられていました。   ひきこもりの方の現状が良くわかる本になっています！　ぜひ読んでみてください！