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11/6(水)にビッグアイで行われた研修に参加させていただきました。 ビッグアイは利用者の方が実習に行かれていてよく耳にはしていましたが、初めて行く場所で少しワクワクしながら行きました。   お話頂いたことの中から、いくつかピックアップして共有します。   ・虐待を引き起こす要因 職場のチームワーク不足、コミュニケーション不足 支援やケアの方針の不統一 職員の私利私欲   ・主体者として本人を尊重してほしい その人にあった情報提供をしているか。 大変なことを制限するのではなく工夫する。 その人の気持ちを知ろうとしているか。 わからない時に「わからない」と言える環境か。   ・記録からも虐待の芽 支援現場だけが理解できる記録になっていないか。 職員優位の記録になっていないか。 不適切な言葉が記録されていないか。 記録からは「気づき」の重要性と「気づき力」を強化できる。いつもと違うなどの小さな変化を記録に残し積み上げる→モニタリングやアセスメント力が高まる。→チームの意識が改善する。   様々な話を聞いて自分の支援を振り返る機会になりました。 ちょっとしたことでも共有が必要であり、タイムリーに情報共有をしていくことを心がけていくこと。「質問をすることは大事です」と伝えながら、利用者の方が質問や相談がしにくい雰囲気にしてしまっていないか。できないことをできないままにして考えることを諦めていないか。利用者の方の小さな変化に気付けているか。など、今までの支援でできたことは継続し、できていないとこをは改善していきたいと思いました。   研修後に、虐待について取り上げられているニュースを見ました。「虐待なのでは?」と疑問があっても確信がないから通報ができない。といった声が多くありました。私も同じ気持ちでした。しかし、研修でもニュースでも、通報、相談することによって助かる命があると話されていました。公的機関からは、《発見・通報義務では虐待を「受けた」ではなく、「受けたと思われる」者を発見した場合である。明確な根拠や証拠は必要ない。》とも定義されています。「ケーキの切れない少年たち」の本にもあげられていた「被害者から加害者に」という人をつくってしまわないようにしていくことが支援の一歩だと感じました。   今まで自分の視点にはないことを学ぶ機会となりました。 研修に参加させていただき、ありがとうございました