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おはようございます。堺の山口です。 2月20日、21日に大阪障害者雇用支援ネットワーク主催の 「精神・発達障がいのある人の雇用と雇用継続~働き方を自分で決める」の研修に参加させていただいたので報告させていただきます。   1日目は、にしかわ診療所の西川先生のお話、当事者の方、支援者からお話を聞いたあとに、グループワークでした。 先生からは、「障害は生まれつきのものということを忘れてはいけない。小さいころから必ず事象がある。工夫や配慮で過ごしやすさ、働きやすさは変わる」ということをお話頂きました。 また、当事者の方で、就職を早くしたい焦りが強かった時に、 「働く期間が50年として、今はそのうちのたったの2年。働き続けるために必要な時間」 と支援者に助言をされて、落ち着いて就活ができたと話されていました。 その後のグループワークでは、企業の方や、様々な支援機関の方とお話をする時間となりました。 企業の方から、障害者雇用をしているが、できないのか、ワガママなのか、どちらかわからず困っている、などのお話があがりました。 周りの方の意見としても、実際にわかりずらい部分ではあるが、本人を知っていくことがまずは大事なのではないか、と意見があげられていました。   2日目には視察研修と企業見学に参加させていただきました。 午前中の視察研修では職リハにうかがわせていただきました。 同じ就労移行支援をしている場所と言っても、こんなにも環境が違うんだと驚きました。訓練場所がとても広く、実際の会社と近い環境だと思いました。 職リハの方が、就職準備性がしっかりとしていないと仕事を続けることは難しいと話されていました。 午後の企業見学では、企業様から、就労移行支援員に対して求めることとして、就職をするまでの準備をしっかりとしてほしいこと、就職をしてからの支援をしっかりとしてほしいと強く伝えられました。 仕事場の見学では、働かれている方が仕事の説明をしてくれました。数人が説明をしてくれましたが、自分のしている仕事がどこから依頼され、どこにつながっているのかをハッキリと話されていました。 自分の仕事の意味や、必要性を感じながら仕事をすることはとても大事なことだと思いました。   2日間で様々な立場の支援者や企業様と話をさせていただくことができました。 いろんな角度からの意見や支援方法などを聞くことができたり、これはどうなんだろうか、、 と考えることができる機会になりました。 研修の時間を頂き、ありがとうございました。