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こんにちは。堺の山口です。
今日で在宅勤務7日目になりました。
まだまだ先の見えない状況ではありますが、今できることや先につなげていけることに取り組んでいきたいと思います。
今日は読書報告をしたいと思います。
「おとなの発達障害かもしれない」という本です。
これは筆者の方がADHDの当事者で、ご自分の体験を漫画にして描かれているものです。
かわいらしい絵で、とても読みやすかったです。
この本は、担当の方が自宅で読んで感想を教えてくれたことをきっかけに、同じ本を読んでみようと思いました。
▼ADHDの脳はエネルギーのコントロールが苦手
コントロールが苦手だからこそ、不注意や他のことに意識がいったり、逆に過集中になり、そのあとに虚脱する。また、体だけでなくメンタルも小刻みに変化する。感情や記憶の引き出しがポンポンと開くことで常に忙しく休むことができない。そのため、ストレス耐性が低い。
そのことを自分も理解が追い付かず、周りの人にも理解をされずに体調を崩したり二次障害を引き起こす。
特性の強さより環境の相性がとても重要。
「発達障害の人が生きやすい社会は全ての人に生きやすい」という言葉があるが、まだまだこれからという感じで、逆を言うと全ての人に生きずらい社会。
▼自分のことを知る
生まれつき脳が多動なため、自動的に思考とメンタルが駆け巡っている。そのときにネガティブな記憶や感情がふくらんだときに消耗してしまう。そうなるときの原因やきっかけを見つけてみる。自分の思考のクセやパターンがわかると鎮められるから消耗を最小限にすすことができる。また、相談できる人がいるというのも大事なこと。話すことで大切なことに気付けたり、楽になることがある。
この本はリアルに描かれていてともてわかりやすかったです。
また、女性だからこそ(生理や家事)悩むこと、周りから強く指摘されてしまうことについても触れられていました。
自分のことを知って受け入れることや、環境のマッチは私たち支援者がしっかりと知っておかなければいけないことだと改めて感じました。
また、本人の特性は環境次第でプラスにもマイナスにもなります。しっかりとご本人と向き合って理解を深めて、就職して働きつづけていける支援をしていきたいと思いました。