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  こんにちは!堺の濱田です。 今回は、こちらの本を読みました。 『僕にはイラつく理由がある!』  著:かなしろにゃんこ。  監修・解説 前川あさ美   発達障害のリュウ太君を息子に持つお母様が、20歳になった息子さんに 子供のころ接して悩んでいた行動について根掘り葉掘り聞いていく内容です。     ◎印象に残った内容 ・親切について 小学3年生の時にリュウ太君が習字の筆を忘れた時、隣の子に貸してもらっていたそうです。 その隣の子に対して私は優しいな、親切だなと感じますが、 リュウ太君の中では、 ①自分から頼んでいないのでお礼はしなくてもいい。 ②そもそも親切や感謝の気持ちってどういうことか分からない。 こう思っていたそうです。解説の中で「優しい」「のんびり」など意味が状況によって変わるあいまいな言葉は理解することが難しいとありました。 言葉一つとっても私が考えている意味とは全く違ったり、 そもそも分かっていないまま使っていることもあることに驚きました。 支援でこういう事も頭に入れて会話をしたり、 訓練の場面ごとに本人の気持ちを聞いてから、こういう状況の時に相手に返すワードもお伝えしていければと思います。 ◎全体の感想 本のタイトルにもあるようにリュウ太君がしていた行動には全て意味がある為、 一般的には、普通は・・・と考える前にどうしてそうしたのかな?なんでだろう? という思考をもつこと、私の考えが必ずしもご本人の考えと一緒ではないので しっかり聞き切ることをしたいと思いました。