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こんばんは、堺の月城です。   2週間ほど前に注文した本が届きました。   ・タイトル:[図解]アンガーマネジメント超入門       『怒りが消える心のトレーニング』 ・安藤 俊介[著] 日本アンガーマネジメント協会代表理事   「ささいなことでイライラしてしまう」 「すぐに怒鳴ってしまい、後悔する」 「ムカッとして、すぐケンカしています」   このような経験はないでしょうか。これらはすべて怒りに関する悩みです。 アンガーマネジメントは「怒り」という感情を論理的にとらえ、実践的に対処方を提示するものです。精神論ではなく、誰でも習得できる技術なのです。   ■この本のおすすめポイント   この本では怒りをコントロールするための方法を次の4つに分けて解説しています。 ①とっさの怒りを抑える方法 ②怒らないための習慣 ③ムダに怒らない心の持ち方 ④怒りを上手に伝える方法   これらの技術を、豊富なマンガと図解で、面白く、そしてわかりやすく解説しています。   ■内容 私がこの本で一番やってみたいと思った内容は『アンガーログをつける』というところです。 怒りっぽさを解決するためにまず大切なのは、自分が「どのようなことに、どの程度イライラしているか」を正確に知ることです。日記のように一日を振り返って記すものではありません。アンガーログはその都度、その場で書き留めます。1週間くらい経って気持ちが落ち着いた時、ゆったりした時間に振り返る。   アンガーログのメリットは、自分の怒りの傾向がわかる、書くことで怒りをクールダウンできる点、コアビリーフ*に気づくことです。 (*コアビリーフは、その人の考え方のもとになっている辞書のようなものです。)   実際の場面で、AさんがBさんにすれ違いざま挨拶をしました。「おはようございます。」Bさんは無言で通り過ぎて行きました。Aさんの気持ちは(挨拶したのに無視された…)気持ちを抑えることができずイライラが止まりません。 Bさんがなぜ挨拶を返さなかったかは確認していませんが、気づかなかったかもしれないし、別のことを考えていたかもしれない、恥ずかしがり屋さんなのかもしれない。どの答えもAさんを納得させるものではありませんでした。 Aさんのその時の気持ちは(僕が挨拶をしたんだから当然相手も挨拶を返すべきだろう。)   このように「~べき」「~べきではない」という「自分ルール」が怒りの原因になっているということです。 人間の感情は自然に湧き上がってくるものだと思っているので、この本の通り怒りの感情を理解し、コントロールできれば、どれだけ楽に生きられるのだろうと思いました。 なかなか、簡単にはいきませんが、失敗を重ねながら反復練習を重ねてやっていくことが大事だと感じました。