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こんにちは、堺の徳谷です。   通常の週5日通勤に戻り、2週間たちました。 皆さんは変化に慣れましたか?   僕の変化は電車通勤時の読書が、この間は苦手になっていたことです。企業様を訪問するための電車移動の際にも、進行方向への重力感・タテ揺れ・景色の流れで少し酔いそうになって読書できなかったんですよね。今は以前通り読書できるようになりました。何故なのかは不明…我ながら不思議です。   さて、谷口さんも紹介していた『聞く力』です。「心をひらく35のヒント」という副題に気が付いたのは読後、谷口さんのブログに目を通してから…我ながら不思議です。ヒント、という言葉がいいですよね。手法ではなく、あくまでヒント。   著者の阿川佐和子さんはインタビュアーです。インタビュアーは聞き手。インタビュイーに心地よく・且つ目的に沿った(互いの目的を共有しておくことが第一!)お話を聞かせていただくためには、聞き手に何が必要か。話し手となってくださっている相手の方のことを、「その時に、ちゃんと」よく見て・よく聞くこと、なのかなと僕は感じました。もちろん事前準備や礼儀・マナーを欠かないことは大前提として。   実際のインタビューの、その場面において、目の前の人以外のことを優先しようとしたとき。それに気づかず終わったり、気づいても謝ることができなかったとき。話し手・聞き手の関係は、お互いにとって気持ちよくないものになっていることは間違いないと思います。   難しいですよね。色んな人と話して、失敗しては謝って、許してもらって感謝して。そんな場数が必要だと思います。   「ああ、こんなこともあったわ」「あれも大事なことよね」という阿川さんの呟きが聞こえてきそうな本書を通して、インタビュアーとしての半生を追体験することは、とても楽しいことでした。人と話したくなりました。そんな本って、ありそうで無いんですよね。