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11月6日(金)に米田先生に来所頂き、研修の機会を頂いたのでご報告させていただきます。 まず、貴重なお話を聞かせて頂いた米田先生、ありがとうございました。   「大人の発達障がいについて」~大人になるまでの成育歴を通して考える~   事例や幼児期から青年期になるまでのお話がありました。 今までの自分の概念や考えと違うことを知りました。   上手なコミュニケーション能力の大前提として、相手を心地よくさせる言動や行動が必要。それは自信がある人ができること、というお話でした。   「自信」という言葉について、今までの概念と違ったことを知りました。「自分は自分でいい」と思えること、自分自身が認められている安心感が自信になる、ということを初めて知りました。   「インクルーシブ」 今までは周りの違いを認める、ということが必要だと思っていました。しかし、インクルーシブな考え方は、周りの違いを自分に取り入れる、というものでした。 相手を認めることや相手のことを知ることが大事だが、その一歩先にすすむことが必要だと知りました。先生のお話を聞いて初めて知ったところでしたが、障害の有無に関わらず、すごく重要なことだと思いました。この考え方が進むことで生きずらさを感じている人が少なくなるのではないかと思いました。   「ヘルプをだすということ」 大人の発達障害の方の現状を教えてもらいました。幼少期から学生の頃にも、周りと違うのは自分の努力次第、自分が悪い、と言われてきたことで二次障害や生きずらさにつながっていると思いました。 いろいろな人がいて特性があり、そのなかで自分は自分でいい、困ったときに周りの人に助けてもらう、助けてもらう方法を知る、ということが大切だと感じました。その経験を積み重ねることで自尊心を持つことができると思いました。クロスジョブの訓練のなかで積み重ねていける機会を提供していきたいと思います。   「認知の偏り」 認知の偏りが一部でもあると行動が大きく変わるということを学びました。 実際に映像で見た時にも、自分の概念や周りからの助言で見え方や感じ方が変わりました。ちょっとしたことでも捉え方や認知の偏りは大きく変わるものなんだな、と感じました。   他にも保護者の方との関わり方や、親子の関わり方、服薬との向き合い方などたくさんのお話を聞かせてもらうことができました。 支援をさせてもらうなかで、一人の人と向き合うことや、相手に接する態度、言動、行動はとても重要になると思いました。自分の支援を振り返って、利用者の方が心地よくなる対応、相談ができる支援者になっているか、、と考えることができました。 一言で発達障害と言っても、それぞれの方々が生きてきた経緯や経験の違いを知ること、周りの人との違いを自分に取り入れることをこれからの支援で活かしていきたいと思います。支援者としても人としてもとても勉強になる時間となりました。   ありがとうございました!