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“大人の発達障害について”の社内研修に参加しました。
米田理事より今までの教育現場などで得た経験をもとに講談していただき、私も今のケースや先輩のケースを振り返りながら具体的にイメージができました。
発達障害を大人になるまでの成育歴を通して考えることが今回の内容でした。
この研修で発達障害の原因や、脳の働きの仕方、発達の凸凹によってそれが本人の人生にどう影響していくのか・・・成育歴や周りの人の関わりを通してご本人やご家族の生きづらさを知ることができた研修でした。
また、この研修を受けながら支援者に求められることは何だろう?と考えていました。
いくつか思ったのは、支援者はご本人のありのままを受け入れる一人になることです。
私は今まで結構、自分の決めたことはしてきたのですが、そうして自己決定できたのは誰かがありのままの自分を認めてくれているから、適当な自分を見せてもそれが良い!と言ってくれる人がいるからだと思いました。
そのままの自分を受け入れてくれる誰かがいて、自信がついて自己決定し、自立につながるのかなと思います。
支援者として本人が自信になるようなサポートが大切で、改めてクロスジョブの訓練の目的を見つめなおせました。
もう一つは情報の発信です。この業界で働きながら感じているのは世間の発達障害についての周囲の理解の少なさ?情報のかたより?でしょうか。私もこの業界に入って働きながら、研修を受けながら知ることがたくさんあります。それと同時に今までかかわった中で身近に生きづらさを抱えていたかもしれない人も思い浮かびました。身近に関わっているのに知らないのはなぜだろうとも思いました。
大人の発達障害も
本人の頑張り不足× → 脳の特性◎
であることが分かってきて、それにあった育て方も広まっています。こうして情報が広まっていくことで世間でも受け入れる体制ができ、働き方改革につながっているのだろうと思います。
就職支援をするときに本人の特性をしっかり伝えられるようにサポートをし、特性に合った環境を一緒に考えていきたいです。