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こんばんは。堺事業所の山口です。 先週3日間と本日と就業支援基礎研修に参加をさせて頂きましたので報告させていただきます。 障害者雇用の現状や制度など、支援の基礎についての講義を受けさせていただきました。 内容はとても多いため、いくつか抜粋して報告ができればと思います。   ▽講義について   >障害者雇用の現状 ・就労継続A型を雇用率からはずしていくことが検討されている ・障害者手帳を持っていない人も障害者雇用として対応するか検討していく   >定着支援について ・同じように仕事をしていても、不安になる人が多い。自分はできているのか、このままでいいのか。と感じている。 ・次の目標もたてずらいため、意欲の低下やモチベーションの維持が難しい。 ・100%の力で頑張ってしまう人が多いため、80%の力で頑張ることを知ってもらう。 ・本人を取り囲む支援機関としっかりと連携をして、職場では見えない部分の共有を行ってほしい。   私自身、就職者の方の支援が始まった中、吸収できることでした。 ご本人が自分の良さを活かして活き活きと働き続けることができるように支援をしていきたいと思いました。そのためにも、的確なフィードバックや企業様や支援機関との連携は大事にしていきたいと思っています。   ▽事業所見学 企業見学では摂津にある特例子会社にお伺いさせていただきました。 3日間の講義を聞いてからの見学でとても刺激になったことが沢山ありました。   例:業務にミスがでたり効率が良くない時 ・数字を人間が気をつけても見間違えてしまうことはでてくるため、パソコンの力を借りる ⇒バーコードを機械でとりこみOK/NGがわかる ・製造で最終チェックでも気づかないミスがでることがある ⇒事前に必要な部品をプレートの上に置いておき、完成時に残った部品がないか確認をする ・作業効率を図るため、大量の部品をアルファベットと色分けをすることでミスを少なく、効率をよくする   企業の方は、できない作業があったときに、できる人に振り分けることでは負担が偏ってしまう。そのため、できない作業がどうしたらできるかを考えることが大事だと話されていました。 今回の見学では、企業レベルで考えるということをとても感じました。できないから辞める、では仕事として成り立たない、柔軟に考え、対応していくことが支援者として今の自分には必要だと思いました。また、3日間の講義を受けてから実際の現場を見たことで、視覚化されているものの多さを感じました。企業の方は、初めて見た人、やる人でもすぐにわかるようにすること、と話されていましたが、とてもわかりやすく感じました。   4日間の研修に参加させていただいたことでご迷惑をおかけした利用者の方にも、学んだことを活かしてよりよい支援をしていけるように頑張りたいと思いました。 ありがとうございました。