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こんにちは。堺事業所の濱田です。
寒い日もありますが少しずつ暖かくなってきてますね。
通勤途中に梅の花が咲いてきており、そろお花見の季節だな~と感じています。
今年もお花見はむずかしそうですね・・・
先日、発達障害についての研修に参加しました。
第3回目となる今回は『 WAISの発達検査結果の読み取り方と実際の本人の訓練状況を比較して考える 』という研修内容でした。
WAISの発達検査は認知能力と情報の入力と出力の仕方を知ることができます。
検査から日常行動にどういう風に出てくるのかを教えていただき、検査結果をもたれているご本人を思い返すと見事に当てはまっているな・・・と驚きました。
それと同時に、たぶん自分は目からの情報の方が得意なのかな?忘れっぽいのでワーキングメモリーは低そうだな・・・などなど自己理解が進みました(笑)
脳の働きってみんな違うから得意、不得意って生まれるんですよね。
☆検査項目から日常行動へのあらわれ方(例)
・ワーキングメモリー(WMI)が低いと耳で聞いたことを忘れやすくなる。(聞き間違いが多い、人の名前や約束をすぐに忘れるなど)
・言語理解(VCI)が低いと言葉の理解や扱いが苦手で会話についていけなかったり、自分の気持ちを説明できなくなる。
・処理速度(PSI)が低いと目で見た情報を正確に処理することが苦手になる。(単純作業を間違えたり、仕事のペースが遅いなど)
☆今回の研修を通して感じたこと
・クロスジョブ利用初期の段階で、WAISの結果の有無の確認を行い、もしあれば本人のアセスメントの1つとして頭の片隅に置いておくこと。
・あくまでもアセスメントの1つとしておき、訓練や面談の中でご本人を知る。そして必要であれば今の訓練状況と検査結果を比較して、ご本人と自己理解を深めていく材料にしていくこと。
・WAISの発達検査結果の読み取りはとても難しいです。検査結果をもらっても本人や保護者の方はしっかり理解されていないこともあるそうです。そのため本人の特性がどういう風に日常生活や学習、行動面で出てくるのかを、本人と保護者の方に分かりやすく伝えることが大切だと思いました。
・目で見た方が理解がしやすいのか、耳で聞いたほうが理解がしやすいのか・・・情報の入れ方や出し方が分かるだけでも配慮の仕方が変わってくることが分かり、支援に役立てていこうと思いました。
・ご本人が訓練状況や検査結果から自分を知って一緒に整理をし、得意なところを活かせるようにサポートしていきたいです。