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 クロスジョブ堺の谷口です。新年1回目のブログ更新になりましたので、まずは挨拶からさせていただきます!皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も研修報告や読書報告を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 今回は1月27日に「女性障がい者のライフステージごとのからだと病気について」という研修を受けたので報告させていただきます。   ■内容  今回の研修は地域で暮らす障がい者が適切にクリニックや診療所を受診できているのか?というところから始まっています。適切に婦人科などの診察を受けられる状況を構築するために、支援者へ研修を行うという趣旨のものでした。具体的には、女性の生理に焦点を当てて、服薬内容が生理周期や症状に及ぼす影響や、障がいによる生理・月経前症候群(PMS:premenstrual syndrome)の症状を訴えることの難しさについて講義をお聞きしました。  月経前症候群は月経前に起こる精神的・身体的症状で月経の開始や消失と共に消えていきます。また、生理の症状には、吐き気やイライラなど身体面と精神面の両面の症状があり、それらの周期がある程度決まっているとのことでした。これらの2つの症状(痛みやしんどさ)を表現することが難しい可能性が高いとのことでした。加えて、服薬内容によっては、生理周期の乱れなども引き起こす可能性があるとのことでした。なので、普段の本人の様子と、PSMや生理が来たときの様子の比較ができるように、普段の様子を知っておくことが大事になってくるとのことでした。   ■感想  私は男性なので生理やPMSのことは、ほとんど知りませんでした。ですが、クロスジョブに来て下さる利用者様には、女性の方もいらっしゃいます。ですので、知っておくほうが良いと思い受講しました。  生理は辛いということは、なんとなく聞いたことはありましたが、講義では痛みや精神症状まで伴うことを聞き、自分のイメージよりもしんどいことがわかりました。そのしんどさを、人によっては訴えることができないこともあるとのことでした。しんどさを訴えることができないと思うとゾッとしました。普段「お腹が痛いです」と教えてくれている利用者様が自分のしんどさを教えてくれていることは、“当たり前ではない”と思いました。これからは、今まで以上に心から「自分のしんどさを教えてくれてありがとうございます。」と言って行けそうです。また女性の体調に関しては、やはり女性の方が分かると思いますので、訓練や通所時の様子を見て「普段と違うな」と思った時には、女性のスタッフに共有することが必要だと思いました。