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こんにちは。砂川です。 今日の大阪の最高気温は14度。ポカポカお天気で厚手のコートでは暑いぐらいの1日でした。冬より春のお洋服の方が好きなので、もう少し暖かい季節になるのが楽しみです。   先日、久しぶりに研修を受けたのでご報告です。 堺あけぼの福祉会さんが主催された「女性障がい者のライフステージごとのからだと病気について」に参加しました。講師ははしもとクリニックの医師・橋本 洋之先生です。 橋本先生からは女性のライフステージに応じての病気、身体の悩みについてお話を頂きました。女性の健康問題は障害の有無を問わず、誰しもが悩みを持つところだと思いますが、ASD者は感覚過敏の特性から生理の痛み、PMSの不快感などが増すことがあると報告を頂き、脳の特性が健康にも影響するのかと、ハッとさせられた次第です。   また、生理のコントロール、体調管理にピルや漢方などお薬が使用されることもポピュラーとなってきましたが、抗てんかん薬が生理やピルの薬効に影響を与えることもあるそうで、お薬管理や体調の把握は総合的に行う必要があることを教えて頂きました。   生理は毎月付き合わないといけないもので、他の人と症状の比較がしにくいものですから、痛みや不快感を我慢している方も多いかもしれません。研修の質疑応答の時間に受講者から「婦人科はどんな症状が出て、どのタイミングで受診すべきか?」と質問が挙がっていましたが、私はその人が少しでも辛い、何か変だなと感じた段階で病院に行って相談されることが良いのではないかと思います。   女性の健康については産婦人科で取り扱われ、妊娠でもしない限り縁がない・・・と思われる方もいらっしゃると思いますが、歯医者さんで定期的に虫歯のチェックをしてもらうように、婦人科の内容についても気軽に足を運び、自分の身体のことを相談するのは大切なことです。女性の社会進出が進む昨今。必要であれば医療のサポートを受け、しんどい時は無理をせず休むこと。どんな時も身体が資本ですから、身体は大切に、大切にしていきたいですね。   かく言う私も、生理前の気分の落ち込みが激しく、訳もなく死にたくなったり、そんな症状と毎月付き合っていくのが怖くて仕方のない時期がありました。今から思うとこの症状は高校生の時から断続的に続いていて、理由の分からない精神状態に「なんてわがままな人間なんだと」自己否定したこともありましたが、クロスジョブに通われていた利用者の方に自分と同じ様な症状で悩んでいる方がいらっしゃったことをきっかけにPMSやPMDDを知ることが出来ました。 その時はまさに目から鱗状態で、「あ、これって病気やったんや」と気付けたときは気持ちがスッとなったのを覚えています。(その利用者の方は辛い思いをされていたと思いますが、私は感謝の気持ちでいっぱいでした。今更ですがありがとうございました)。   その後、何件か婦人科を転院しながら信頼できる先生と出会い、PMDDの診断をもらってピルの服用と生理休暇を上手く使うことで症状をコントロールすることが出来ました。 あと、お薬以上に効果が大きかったのは自分の認知を変えたことで、「仕事を休んではいけない」「体調コントロールは社会人の基本」と思いこみすぎていて、逆に自分の身体と気持ちを痛めつけていたなと思います。 高校生の時も身体を引きずるように学校に行っていたのは皆勤賞がほしかったからですね。3年間皆勤だったら卒業式で名前を呼ばれるんですよ(笑)。     今回の研修は「女性障がい者の~」というタイトルでしたが、どんな人でも身体の悩みは気になったらすぐにご相談を。私の体験談を交えて、研修のご報告とさせて頂きます。             砂川     (良い感じの写真がなかったのでお腹のすく写真載せます。)