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こんにちは!クロスジョブ堺の谷口です! 3/6にタイトルの研修を受けたので報告します! ■内容  第7回クロスジョブグループ研修では、シャープ特選工業の持永恒弘様とNPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)代表の広野ゆい様からご講義をいただきました。持永様からは障がい者雇用と支援者に期待すること、広野様からは発達障害のある方の支援についてお話いただきました。  さらに、クロスジョブの先輩方の実践報告をお聞きしました。  どれもすごく学びになる話でしたが、特に持永様と広野様の講義の感想を書きたいと思います。   ■感想  持永様の講義の中にあった「当事者が自己理解をして自分で伝えること」が印象に残りました。企業は社員の特性がわかれば、本人の力が出せる環境を整えてくれるとのことでした。だからこそ、クロスジョブの中で利用者さんが力を出せる“環境・状況"と力を出せない“環境・状況"をアセスメントする必要があると分かりました。“環境・状況"を利用者と支援者が理解し、企業に伝えていきたいと思います。また、それを就職後に企業の方にお伝えしていくことも支援者として出来ることであろうと思います。加えて、企業と利用者の間にナチュラルサポートを構築する上でも必要なのだと思います。  次に社会性について自分の中で指針となりました。社会性とは「ルールを守る」「挨拶、お礼、謝罪」「指示に従うこと」「報連相」の4つであることが整理できました。利用者さんが実習に行って、企業様から"社会性"が必要と評価を貰っているのを聞いたことがあります。ですが、社会性とは何かが不透明でした。これからの訓練の中では、この4点についてアセスメントしていきたいと思います。    広野様のお話中では、感覚と認知の違いの中で「異文化交流に近い」と話されていました。見え方や聞こえ方が異なることを、異文化交流と表現されていました。この表現を、自閉症カンファレンスNIPPONでも聞いたことがありました。普段利用者さんと関わる中で、感覚と知覚の違いはとても感じています。それを「異文化交流に近い」と表現されておられ、以前自閉症カンファレンスNIPPONで聞いたときよりも納得しました。  次にセルフヘルプグループで得られるものについてです。お話の中で失敗体験も成功体験も誰かと共有することで、気持ちが楽になるというものがありました。失敗体験を気軽に話すことができる場所があることで、失敗しても話せて誰かの役に立つと思えれば、失敗も怖くないと思えるとのことでした。このような場所があることをお伝えすることも、利用者さんの為に必要なのだと思いました。