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3月6日、第7回クロスジョブグループ研修会に参加させていただきました。
昨年から続いたコロナの影響で関西地域以外の事業所はオンラインでの参加となりました。
今年も機材担当、研修に集中できないのは覚悟の上(とても不安で)、事前に資料を読んで当日参加しました。
進行中は研修よりも機材に全集中しておりましたので、印象に残った部分だけ感想を書かせていただきます。
シャープ特選工業株式会社の顧問 持永様の基調講演では、「企業における障がい者雇用と支援者に期待すること」についてお話を伺いました。
持永さんのお話で印象に残ったのは社会性を身につけるが大事だということ。訓練の中でも報連相やルールを守ることを重点的に取り組んでいますが、「なぜ必要か?」という部分では、持永さんのお話の中に明確な答えが出ていました。利用者さんがわかりやすいように本人が自覚し自ら取り組むための支援が大事なんだと改めて感じました。
持永さんの資料を参考にしながら訓練の中で利用者さんに必要性について伝えていき、自己理解を深めていただきます。
また、NPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)代表の平野様の基調講演では、大人の発達障害の現状と当事者たちによる自己回復・自己受容の場である「セルフ・ヘルプ・グループ(SHG)」についてお話を伺いました。
平野さんのお話の中で自分は正しいと思っていたことが他の人からはおかしいと思われていた、自分のとった行動で友達を凄く怒らせてしまった、自分が正しいと思っていることが他の人はそう思わないんだ!と驚かれたと話されました。
資料の中にもありましたが、発達障害の方が言われてショックな言葉、これを見てドキッとしました。利用者さんと普段のかかわりの中で言ってしまっているかもしれない、普段何気なくかけている言葉一つでストレスがかかっていること。聞こえ方、感じ方が違うことを私たちがしっかり理解して接しなければいけないことをあらためて感じました。
4名のスタッフの事例発表では、支援の中でスタッフ自身が学び、利用者さんと共に成長してき、すべてが貴重な経験であり、私自身の学びにもつながりました。
オンラインでの開催は初めてで事前準備はしたものの当日予期せぬ不具合があり、予定どおり進まなかった点は深く反省し、次回開催までにしっかりと準備を整えていきたいと思います。
最後になりましたが、持永様、平野様、そして日々の支援での経験を発表していただいたスタッフの皆様、貴重な学びの機会を与えていただき、本当にありがとうございました。