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    こんにちは。堺の濱田です。 最近、急に暖かくなりましたね。私にとっては気持ちの良い季節なのでお出かけしたくなりますが、今年も我慢の年になりそうですね…。   さて、今日は自閉症の特性について静岡県東部発達障害支援センター 岡田祐輔様の講義を受けました。内容は主に自閉症の理解と学習の仕方について学び、実際のケースを想像しながら知識を深めることができた研修でした。   ◎理解の仕方 自閉症の方は言葉でのコミュニケーションは苦手です。 “言葉で分かってもらう”ではなく、ジェスチャーや何かを示したほうがわかりやすいので“視覚化”が大事になってきます。→理解の仕方が違うので、その人自身の理解の仕方を知ることが大事 支援をしていく上でコミュニケーションを取ること必要不可欠なので、その方とコミュニケーションを取るには、本人が一番理解しやすい方法をいかに早く把握することが大事だと思いました。   ◎学習スタイル 暗黙的な学習 自動的・直感的に学ぶ 例)日本語、歩き方、暗黙のルール→自閉症の方は苦手。 私たちは教えられなくても理解していますが、自閉症の人は教えて理解ができ、意識し続けないと難しいことだそうです。そのため私たちが常識だと思っていることも知らないことがあります。   教えられて学ぶ 例)教科学習、職場独自の規則→得意   “普通はこうだろう“など私たちが当たり前に理解していることは、本人はネットや本をみて一生懸命理解しようとしているのかもしれないなと思いました。   ◎伝え方 ・端的に明確に伝える ・明確な基準、具体的なルールを視覚的に伝える ・経験から学んでいくので初めに正確に伝える“初めの一歩が大事” ・変化の時には枠組みの中を一部変えてみるなどスモールステップを踏んでいく。   どうして初めの支援が大事なのかふんわりしていましたが、今回の講義で明確になりました。 注意の向け方が難しいので意識を向けてほしいときは本人の様子を見ながら時にはゆっくり待ち、タイミングを見て「今から説明しますね」や「この紙を見てもらえますか」など端的に声かけをすることが大事だと思いました。   現在、支援させて頂いているケースや、過去のケースを思い出しながら○○さんにはこうした支援がいいかな?など想像し、本人にあった支援を作っていくことは他の障害にも通じるところだと思いました。今後の支援でこうかな?と思ったことを伝え、先輩・後輩など他の人の意見も聞くことで本人のやりやすい作業を知り、働きやすい環境を作っていきたいです。