こんにちは。堺の吉峰です。梅雨になり、蒸し暑い日が続いていますね。 　今回は5月14日に行われた第2回新人研修のご報告をさせていただきます。第2回の新人研修では、「自閉症の人間力を育てる」と「『働く』ために必要なこと」の2冊を読んだ感想交流をしました。久しぶりに同期の皆さんとお話ができて楽しかったです。   　互いに感想を発表する中で、同じ本を読んでも、それぞれ感想が違うことが印象に残りました。私は「『働く』ために必要なこと」を読んで、社会人のルールや働くことの難しさに直面した若者に共感しながら読んでいたのですが、同期の方は最近の若者の考えに驚きながらお読みになっていたそうです。同じ本を読んで感想を共有することで、自分の着眼点や考え方の特徴に気づくことができました。   　読書の感想だけでなく、新人ならではの悩みを共有することもできました。忠告や指摘をしなければならなくなった時に、関係が悪化することに対する不安があるとお話して下さった方がいたのですが、そのような悩みに対して、代表からは「言いっぱなしにしないこと」「言った後のご本人の様子を観察し、気持ちに寄り添うこと」など、指摘した本人や周囲のスタッフができる行動に関する具体的な助言をいただきました。また、自分の発言が相手にどのような影響を与えるかを知るのも大事だということも教えていただきました。誰の支援担当でもない今の時期だからこそできることもあることを考えて行動したいです。   　日々の業務をこなすだけで精一杯になりそうになる時もありますが、自分の振る舞いがどのような結果をもたらすのか、立ち止まって考えることを大切にして、今回のような研修会で発表できれば、もっと議論が活発になると思いました。次回までにそのような気づきや考えをまとめておきたいです。