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■構造化のアイデアを受講して  こんにちは!クロスジョブ堺の谷口です。  5月29日に自閉症eサービスの研修を受講したので、その感想を上げたいと思います。 今回の内容は「構造化のアイデア」という内容でした。私が今まで思っていた構造化は構造化ではなかったと改めて感じました。    私は構造化とは「分かりやすく提示すること」だと思っていました。構造化とは“本人の学習スタイルに合わせた環境・指導・支援”のことでした。構造化をすることで、その場で必要な情報を整理し本人にとってわかる形にすることでした。  構造化で必要なものを作成するにあたっての注意点として①枠組みを作ることが構造化ではない②本人にとってなぜ必要なのか?という理由があって作成すること③状況に応じて稼動することができるものの3点があった。この3点を無視していると構造化がうまく働かなかったり、ただの押し付けになってしまう可能性があると理解しました。   以下に、私がやっていた構造化の失敗例と思う事例を書いて終わりたいと思います。   先日雇用前実習の支援に入る際に、本人の学習の仕方を無視してとにかくスケジュールや手順書を作成してしまっていました。 本人は実際やっているところを見て学ぶことが得意なのに、スケジュールと手順書を作成してやっていただこうとしていました。事業所の中で手順書を見てやることよりも、手本を提示しそれを反復して覚えることが得意であることは分かっていました。その情報を無視して、ただ枠組みを作ろうとしていました。本人が実際に仕事をしているところを観察して、本人が困っている部分を補う形でスケジュールや手順書を作成することが必要であることを今回の研修でより理解することができました。    また先輩からアドバイスいただいたところで、作業面の構造化だけでなく、困ったときにどこに相談に行くのか、どうやって解決していくのかという報連相の部分でも構造化する必要があるというのも今後支援に入っていくときに考えていきたいと思います。