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 こんにちは。堺の吉峰です。今回は、自閉症Eサービス連続講座第3回「構造化のアイデア」の研修報告をさせていただきます。    第一回の講座では、ASDの人は感覚や学習に違いがあるということを学びました。今回の講座では、そのような違いから生じる生活や学習のしづらさを軽減する「構造化のアイデア」について学びました。    堺事業所でも出勤・退勤時の挨拶をする場所に足のマークが付けられていたり、組み立てと検品の場所が分けられていたりして構造化が実際に行われている例を見ていました。今回の講座で構造化の基礎を知ってからは、事業所で構造化されていることも分かりやすくするためだけでなく不安を解消するためのものであると考えるようになりました。    ASDの人のように感覚や学習スタイルが特殊な人は、「できない」のではなく「分からない」から、「分かる」ように支援する。分かるようになるとやりやすくなって、できるようになる。できることがあると自信につながる。自信があると、自分で判断して行動できる。それが自ら考えて学ぶことや、社会参加につながる。今回の講座で、分かりやすくすることに大きな意味があることが分かりました。支援者の関わり方が本人の人生に大きな影響を与えることを意識して、日々の支援に取り組みたいと思います。