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■研修報告
こんにちは!クロスジョブ堺の谷口です。
最近暑くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
熱中症に気を付けて、水分をこまめに取ったり薄着にしたりなど、色々な方法を採用するといいかもしれないですね!
さて!今回は6月12日に自閉症eサービスの「コミュニケーション」の研修を受講したので報告します。
ここでのコミュニケーションは「言葉」ではありません。その人なりの方法で他者にメッセージを伝えたり、他者のメッセージを理解する「伝えあう」やりとりのことでした。“その人なりの方法”なので「言葉」であるとは限りません。ここで思い出したのは、クロスジョブで働き始めて、言葉でのコミュニケーションが取れないことへの難しさでした。面談や振り返りで言葉を使ってやり取りをしていましたが、後日確認すると伝わっていなかったこともありました。
人によってどのように伝えれば理解しやすいのかに合わせて伝えないといけませんでした。伝えたいことを紙に書いて伝えてもらう方が分かりやすい人もいますし、絵やジェスチャーの方が分かりやすい人もいます。私自身も書いてもらった方が分かりやすい人でした(最近知りました)。
今回の研修で特にそうだなーと思った言葉は「象徴的表象の難しさ」でした。初めはどういう意味かわかりませんでした。これは、例えば疲れていることを伝えることや体の痛みを伝えることの難しさということです。これは自閉症スペクトラムの方でなくても難しいと思いました。自分のどこがどうして疲れているのか、どこがなぜ痛いのか伝えるのは難しいですよね。言葉で伝えられない人や伝えることが苦手な人は、症状に出るまで気づかない人もいます。訓練の場面で本人が疲れているときの様子や反応、体の不調がどこまで行くと周囲に教えてくれるのかについてアセスメントを取ることはとても大事だと思いました。