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こんにちは。堺の徳谷です。   働き続けるときに大事なことの中の1つに「壁にぶつかる⇒乗り越える」を繰り返して達成感を持つ、ということがありますよね。僕の仕事観の中では、これが結構なウェイトを占めています。本当は、事前に壁を想定して準備万端にしておくことがベストなのですが…。   第10回目となる企業連携強化会議。議題・事例検討の中には『過去の企業連携強化会議の内容を支援に反映した』ものが増えてきました。今回の事例発表は、梅田事業所の家門さん。   過去の会議とも共通するのは「就職に不利になるかも」とご本人・支援者が感じてしまうことも事前に企業には伝えておき、可能な限りリスクマネジメントが出来る体制を、ご本人のために整えておくべきだということ。 今回の事例では、苦手なことに取り組んできたご本人の過程と現在を企業の方が快く受け入れ、面接の場面では褒めてもくれたそうです。   実際にそんな経験が無ければなかなか一歩を踏み出せないところを、家門さん自身も一歩踏み込んで利用者様に提案することが出来た。そこには過去の会議から得た知見と、そこからイメージした先のビジョンを利用者様と共有できた…壁を想定してぶつかる前に回避できたことが大きいのだと思います。面談の中でシミュレーション的な対話を行う中で、事前に壁にぶつかって乗り越えておいた、と言うこともできるかもしれません。 訓練や就活など日々の実践以外からのリソースを活かす手法を、とても明確に示していただきました。   担当ケース制の中で、利用者様との面談は基本的に1対1の空間となります。 お互いの意見交換以上の『客観的な意見』『一歩引いた視点からの意見』を持ち寄ることは日々のチーム支援の中で行っていますが…そこに『企業の皆様から実際に頂いた意見』が外からの風として利用者様だけでなく支援者の視界の靄も払ってくれているように感じます。   継続して行われる企業連携強化会議に参加する中でも、段取りの大事さを痛感しています。僕個人の今回の反省は、自身が挙げた議題以外の堺事業所の現状を事前に纏めておかなかったこと、です。こういうことが続くと会議の質自体が下がるので…。   日々の支援の中で「何が課題だと感じているのか」「課題に対してどんなアプローチを想定しているのか」「その上で会議で問いたいことは何か」を考えているか。段取りをしっかりして、発言して、反省して次に活かす。 書き出してみると社会人の基礎講座みたいですね。PDCAサイクルの実践。 個人的な目標として、今はとにかく出来るまで頑張ります。   企業の皆様に時間を作っていただき、意見をいただける機会は中々ありません。未熟ではありますが、何か1つでも「参加してよかった」と感じていただけるような議論ができるよう、次回こそ準備万端で臨みたいと思います。ありがとうございました。