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こんにちは。堺の徳谷です。   この本はもっとたくさんの人に読まれなきゃだめだ! と、熱い気持ちになる本に久しぶりに出会いました…今の勢いで一気に書いてしまいます。   『仕事に行ってきます』⑤事務のお仕事 重度の知的障害の診断を受けている男性が、リゾートトラスト株式会社東京事務センターで働いています。この本は、その方の1日を1冊の写真絵本の形にまとめています。 リゾートトラスト様には、私たちも日ごろから大変お世話になっております。 パートナー企業のご訪問http://www.crossjob.or.jp/company/info/3/4/6389    ■この本のスゴイポイント  ①朝起きてから夜寝るまでの1日の行動・余暇時間の過ごし方まで書かれている ②ご本人と、ご本人を取り巻くご家族・先輩社員・会社の上司が写真つきで登場する ③就職前の実習で難しかったこと、それをどんなふうに工夫してきたかも書かれている (就職前に3回、この企業で実習しています!)   ■特にスゴイな!と感じたところ 『○○さんのこと、暮らしのこと、仕事のこと』というページにまとめられているとおり、この本には「仕事に行く前」「仕事から帰った後」のことはモチロン、趣味・金銭管理などの暮らしを支える生活面のこともしっかり書かれています。   ■もったいない!と感じたところ この本は、一般の書店にはあまり流通していません。学校図書館向けに出版された本だからです。だから、おそらく支援機関や行政の窓口ではこの本の存在自体があまり知られていないのではないでしょうか…もったいない!   堺市の公共図書館では、シリーズ全10冊が各地域館に分散所蔵されています。 いろんな人が居て、いろんな仕事があって、いろんな暮らしがある…それを訴えかけることが出来るのは、ズラッ!と10冊並んでいるからこそなのだと思うのです。   ご本人・ご家族・学校の先生が語り合うために作られたこの本は、それぞれの「就職できるのだろうか」という漠然とした不安を整理するためにも、とても有効だと思うのです。   そして、僕たち支援者が色々な方の働き方・暮らし方を知って、『働くって、どういうことだ』を語り合うことが出来る本でもあると思うのです。ぜひとも10冊揃えたい、各窓口に揃っていてほしい本なのです。 ここまで書いてから気づいたのですが、社会福祉法人埼玉福祉会さんのHPで見本が見られますね…⇒https://www.saifuku.com/shop/llbook/contents/cont001.html おススメです!